
2020.06.19
あの絶景や熱狂、そして感動再び! 観ただけで世界一周気分『笑ってコラえて!』2時間SP!
ああ、旅行がしたい!世界を旅したい!
少しずつ日常を取り戻しつつあるとはいえ、県外や海外への旅行はまだまだ遠い話のように思われる昨今。旅行がしたくでウズウズしている人も多いのではないでしょうか。
そんな渇望を癒してくれたのが、先日放送された『1億人の大質問⁉ 笑ってコラえて!』2時間スペシャルでした。所ジョージさんと佐藤栞里さんの“ゆるふわ”コンビは、いい意味で観ているこちらも力が抜けてほっとしますね。
今回は、番組の名物ディレクターとなったコマツバーラこと小松原Dが1年間をかけて世界を旅した「ダーツの旅的世界一周!1年間ロケしっぱなしの旅」と、8年前に密着取材したブラジル・リオのカーニバルを改めて大公開。世界の絶景やさまざまな人たちとの出会い、きらびやかなカーニバルなど、目が離せない充実の2時間でした。一度観た人にとっては懐かしく、初めて観る人にとっては驚きと笑いに満ちた内容だったのではないでしょうか。
視聴者も世界一周気分!驚きと発見に満ちた宝物探しのような旅
ロケ日数なんと364日。文字通り1年間をかけて世界一周をしたコマツバーラさん。しかもただ世界を巡るわけではなく、日本人未到の地を探していくのですが、とにかく羨ましい!もちろん、放送されていない隠れた苦労もあるでしょうし、言葉も通じず、気候も食も価値観も何もかもが日本とは違ったはず。けれどそれがいいんです。旅の醍醐味とは、未知との出会い。知らない人やモノ、コトと出会ったときの感動は、それが自分の日常とかけ離れているほど大きくなります。
以前、マレーシアで短期のホームステイ体験をしたことがありますが、毎日が驚きと発見の連続で、いかに自分が狭い世界で生きていたかを思い知りました。外は立っているだけで疲弊するほど蒸し暑いのに室内は凍えるほどエアコンが効きすぎていたり、衛生面に困惑することもありました。けれど、そこでの出会いはそれらを補って余りあるほど素晴らしいものばかり。コマツバーラさんにとっても、この経験は宝物になったのではないかと思います。借りていた部屋を引き払ってロケに出たそうですが、僕も同じ企画を依頼されれば迷わず今の部屋を引き払います。絶賛オファー受付中です(笑)。
さて、今回観たなかでもっとも衝撃的だったのは、ギリシャの口笛文化。普段の言語(ギリシャ語)を口笛に置き換えることができるそうなんですが、どうなってるのかさっぱりわからない。日本語でも口笛で会話し合うなんて到底できっこありません。すごい文化があるもんです。また、アラスカやキルギスの人たちが日本人とそっくりだったのにもびっくり。同じモンゴロイド系なので、知れば納得なのですが、やっぱり親近感が湧きますね。DNAで感じる親近感なのでしょうか。
それにしても日本の伝統芸能?二人羽織は世界中どこに行っても爆笑をさらうのだと妙に感心しました。これぞ世界基準のジャパニーズコメディ。外国に行った際の出し物は二人羽織がテッパンのようです。そもそもその機会があるかどうかは別として、ぜひ試してみたいと思います。
カーニバルの熱狂再び!あの美女が再登場!
この番組がブラジル最大のイベントである「リオのカーニバル」に密着したのが8年前。カーニバルのとんでもない華やかさや、参加者の情熱、国民の熱狂ぶりは、画面を通してもビンビン伝わってきました。実際に見たときの熱気と迫力はいかばかりでしょうか。
現地支局員として取材に同行したラウラさんもとっても美人。元シンクロ選手でナショナルチームの一員として世界選手権にも出場したというから、実力は本物です。それにしても、日本語ペラペラの外国人って本当にすごいと思いませんか。平仮名、カタカナ、漢字、和製英語まであって、敬語も方言も知らないといけない。さらには「微妙なニュアンス」というなんとも知れない要素まで満載の複雑怪奇なこの言語。僕が外国人なら100%マスターできない自信があります。
番組の最後では、8年の時を経てラウラさんが再登場。以前にも増して美しさに磨きがかかっていました。さらに驚きなのは、今は医師となって新型コロナと戦っているというではありませんか。若いうちはスポーツに打ち込み、引退してからはさぞ勉学に励んだのでしょう。まさに文武両道。昔と変わらずキュートな笑顔をふりまいていましたが、新型コロナについて話すときの目は真剣そのもの。未だ収束の見えない現場の危機感を物語っているようでした。
現在、ブラジルでは新型コロナのさらなる感染拡大が懸念されています。来年のリオのカーニバルはどうなるのだろうか、と考えたとき、博多どんたくと博多祇園山笠を思わずにはいられませんでした。博多っ子にとってはなくてはならないこれらの伝統行事も、中止または延期が決定。落胆した人も多いことと思います。リオのカーニバルも博多どんたく、博多祇園山笠も来年は無事開催されることを切に望みます。
番組冒頭、番組から所さんに宛てた手紙のなかに「世界が平和なだけでなく、世界の人たちが健康でない世界一周はできない」という内容ありましたが、本当にその通り。今や世界は繋がっており、自国だけが平和で安全でも意味がありません。一日でも早く、世界中の人たちが心おきなく旅行を楽しめる日が訪れることを願ってやみません。
イラスト鎌田かまを
少しずつ日常を取り戻しつつあるとはいえ、県外や海外への旅行はまだまだ遠い話のように思われる昨今。旅行がしたくでウズウズしている人も多いのではないでしょうか。
そんな渇望を癒してくれたのが、先日放送された『1億人の大質問⁉ 笑ってコラえて!』2時間スペシャルでした。所ジョージさんと佐藤栞里さんの“ゆるふわ”コンビは、いい意味で観ているこちらも力が抜けてほっとしますね。
今回は、番組の名物ディレクターとなったコマツバーラこと小松原Dが1年間をかけて世界を旅した「ダーツの旅的世界一周!1年間ロケしっぱなしの旅」と、8年前に密着取材したブラジル・リオのカーニバルを改めて大公開。世界の絶景やさまざまな人たちとの出会い、きらびやかなカーニバルなど、目が離せない充実の2時間でした。一度観た人にとっては懐かしく、初めて観る人にとっては驚きと笑いに満ちた内容だったのではないでしょうか。
視聴者も世界一周気分!驚きと発見に満ちた宝物探しのような旅
ロケ日数なんと364日。文字通り1年間をかけて世界一周をしたコマツバーラさん。しかもただ世界を巡るわけではなく、日本人未到の地を探していくのですが、とにかく羨ましい!もちろん、放送されていない隠れた苦労もあるでしょうし、言葉も通じず、気候も食も価値観も何もかもが日本とは違ったはず。けれどそれがいいんです。旅の醍醐味とは、未知との出会い。知らない人やモノ、コトと出会ったときの感動は、それが自分の日常とかけ離れているほど大きくなります。
以前、マレーシアで短期のホームステイ体験をしたことがありますが、毎日が驚きと発見の連続で、いかに自分が狭い世界で生きていたかを思い知りました。外は立っているだけで疲弊するほど蒸し暑いのに室内は凍えるほどエアコンが効きすぎていたり、衛生面に困惑することもありました。けれど、そこでの出会いはそれらを補って余りあるほど素晴らしいものばかり。コマツバーラさんにとっても、この経験は宝物になったのではないかと思います。借りていた部屋を引き払ってロケに出たそうですが、僕も同じ企画を依頼されれば迷わず今の部屋を引き払います。絶賛オファー受付中です(笑)。
さて、今回観たなかでもっとも衝撃的だったのは、ギリシャの口笛文化。普段の言語(ギリシャ語)を口笛に置き換えることができるそうなんですが、どうなってるのかさっぱりわからない。日本語でも口笛で会話し合うなんて到底できっこありません。すごい文化があるもんです。また、アラスカやキルギスの人たちが日本人とそっくりだったのにもびっくり。同じモンゴロイド系なので、知れば納得なのですが、やっぱり親近感が湧きますね。DNAで感じる親近感なのでしょうか。
それにしても日本の伝統芸能?二人羽織は世界中どこに行っても爆笑をさらうのだと妙に感心しました。これぞ世界基準のジャパニーズコメディ。外国に行った際の出し物は二人羽織がテッパンのようです。そもそもその機会があるかどうかは別として、ぜひ試してみたいと思います。
カーニバルの熱狂再び!あの美女が再登場!
この番組がブラジル最大のイベントである「リオのカーニバル」に密着したのが8年前。カーニバルのとんでもない華やかさや、参加者の情熱、国民の熱狂ぶりは、画面を通してもビンビン伝わってきました。実際に見たときの熱気と迫力はいかばかりでしょうか。
現地支局員として取材に同行したラウラさんもとっても美人。元シンクロ選手でナショナルチームの一員として世界選手権にも出場したというから、実力は本物です。それにしても、日本語ペラペラの外国人って本当にすごいと思いませんか。平仮名、カタカナ、漢字、和製英語まであって、敬語も方言も知らないといけない。さらには「微妙なニュアンス」というなんとも知れない要素まで満載の複雑怪奇なこの言語。僕が外国人なら100%マスターできない自信があります。
番組の最後では、8年の時を経てラウラさんが再登場。以前にも増して美しさに磨きがかかっていました。さらに驚きなのは、今は医師となって新型コロナと戦っているというではありませんか。若いうちはスポーツに打ち込み、引退してからはさぞ勉学に励んだのでしょう。まさに文武両道。昔と変わらずキュートな笑顔をふりまいていましたが、新型コロナについて話すときの目は真剣そのもの。未だ収束の見えない現場の危機感を物語っているようでした。
現在、ブラジルでは新型コロナのさらなる感染拡大が懸念されています。来年のリオのカーニバルはどうなるのだろうか、と考えたとき、博多どんたくと博多祇園山笠を思わずにはいられませんでした。博多っ子にとってはなくてはならないこれらの伝統行事も、中止または延期が決定。落胆した人も多いことと思います。リオのカーニバルも博多どんたく、博多祇園山笠も来年は無事開催されることを切に望みます。
番組冒頭、番組から所さんに宛てた手紙のなかに「世界が平和なだけでなく、世界の人たちが健康でない世界一周はできない」という内容ありましたが、本当にその通り。今や世界は繋がっており、自国だけが平和で安全でも意味がありません。一日でも早く、世界中の人たちが心おきなく旅行を楽しめる日が訪れることを願ってやみません。
