
2020.06.12
有吉もおなかいっぱい⁉ 『有吉の壁』からできたての笑いをお届け!爆笑「Kabe Eats」
実は中高の同級生2人がコンビを組んで芸人をしています。
特別連絡を取り合うような仲ではありませんが、時々テレビなどに出ているのを見ると、やっぱり「おお、がんばってるな」と嬉しく思うものです。
とはいえ、ひいき目に見ても2人の認知度は決して高いとはいえません。学生時代はクラスの人気者であり、文化祭なんかではドッカンドッカン爆笑をさらっていたものですが、やはりプロの世界は別物。お笑い界の競争の激しさは想像以上なのでしょう。
そう考えると、今テレビで活躍している芸人たちは類まれな才能と強運を持つ「お笑いの猛者」なわけです。強運というのは、単に運が良かったと言っているのではありません。どの世界でも成功するには運が必要であり、その運を引き寄せ、味方につけたのは本人の努力や研鑽の賜物であるはずです。
『有吉の壁』は、そんな芸人たちが綺羅、星のごとくひしめき合っています。恒例企画「おもしろ箱根の人選手権」は、「箱根小涌園ユネッサンス」が舞台でした。これは2017年に放送されたもので、芸人たちも少しだけ若い(笑)。「箱根小涌園ユネッサンス」もすごく楽しそうな場所でしたね。関東にはなかなか行く機会がないので、いつか行ってみたいと思います。
何度かこのコラムでも触れたように、この企画では一般人や施設スタッフの名演技にも注目なのですが、そのなかで今回気づいたのは有吉さんのやさしさ。特に一般人も参加したネタには少しだけジャッジが甘めな気がします。一般人の方へ「協力していただいてすみません、ありがとうございます」の意味も込められているのでしょうか。毒舌キャラとして知られるも、裏では礼儀正しく、気遣いのできる人という評判も頷けます。
爆笑必至!できたての笑いを素早くお届け「Kabe Eats」
新企画「Kabe Eats選手権」はまさに抱腹絶倒。笑いすぎて汗かいちゃいました。今人気の「Uber Eats」のようにお笑いを宅配するこの企画、僕のなかではもうレギュラー化決定です。体を張るジャンポケ、タイムマシーン3号。へこたれないワタリ。チョコプラについてはあえて触れません。面白すぎて書ききれない(笑)。
どのネタもすさまじい威力で僕の腹筋を破壊しましたが、そのなかで3つの発見がありました。あくまで個人的なものですので、周知の事実でしたらすみません。
・ジャンポケ斉藤が回れる
・かが屋の賀屋は絵がうまい
・ハナコ岡部が胸毛ボーボー
ジャンポケ斉藤さんのターン。40回転もすればさすがにフラフラでしたが、数回転で立ち上がれなくなる貧弱三半規管の僕からすると達人レベルです。かが屋・賀屋さんの絵はノリノリの笑顔で破り捨てられてしまいましたが、たしかに上手い。時間をかけてきちんと書くとどんな絵が描けるのか気になります。そしてハナコの岡部さんの胸毛があんなに豪快とは。人畜無害っぽいキャラクターとのギャップが意外でした。
さらにツボだったのは、ザ・マミィの「カリンバ」と「口琴」のセッション。楽器には詳しくないのでググってみると、カリンバはアフリカ・ジンバブエの民族楽器で、オルゴールのルーツともいわれているそうです。言われてみれば、発音原理も音色もオルゴールのようでしたね。一方、「口琴」は笛でも弦楽器でも打楽器でもない、口琴以外の何ものでもない楽器。印象的な「ビンヨヨヨ~ン」はどこかで聞いたことのあるアノ音色です。この音色自体がすでにオチ。お笑いにはうってつけの楽器といえます。
ザ・マミィ林田さんいわく「(自粛期間中に)時間があったので練習した」とのことでしたが、困難な状況でも前向きに時間を使える人って尊敬します。これがコンビのブレイクに繋がれば、まさしく「ピンチをチャンスに変えた」わけです。有吉さんも「(2人が)忙しくなることを祈っております」と茶化していましたが、苦しい期間を無駄にしなかった後輩たちに感心し、彼らが少しでも売れてくれればという本音も含まれていそうです。やっぱり有吉さんはやさしいんです。
それにしても、今更ながら僕も時間があるときに何か身に付けておくくべきでした。身に付いたのはお腹周りのビンヨヨヨ~ンな脂肪のみ。なんとも悔やまれます。
イラスト鎌田かまを
特別連絡を取り合うような仲ではありませんが、時々テレビなどに出ているのを見ると、やっぱり「おお、がんばってるな」と嬉しく思うものです。
とはいえ、ひいき目に見ても2人の認知度は決して高いとはいえません。学生時代はクラスの人気者であり、文化祭なんかではドッカンドッカン爆笑をさらっていたものですが、やはりプロの世界は別物。お笑い界の競争の激しさは想像以上なのでしょう。
そう考えると、今テレビで活躍している芸人たちは類まれな才能と強運を持つ「お笑いの猛者」なわけです。強運というのは、単に運が良かったと言っているのではありません。どの世界でも成功するには運が必要であり、その運を引き寄せ、味方につけたのは本人の努力や研鑽の賜物であるはずです。
『有吉の壁』は、そんな芸人たちが綺羅、星のごとくひしめき合っています。恒例企画「おもしろ箱根の人選手権」は、「箱根小涌園ユネッサンス」が舞台でした。これは2017年に放送されたもので、芸人たちも少しだけ若い(笑)。「箱根小涌園ユネッサンス」もすごく楽しそうな場所でしたね。関東にはなかなか行く機会がないので、いつか行ってみたいと思います。
何度かこのコラムでも触れたように、この企画では一般人や施設スタッフの名演技にも注目なのですが、そのなかで今回気づいたのは有吉さんのやさしさ。特に一般人も参加したネタには少しだけジャッジが甘めな気がします。一般人の方へ「協力していただいてすみません、ありがとうございます」の意味も込められているのでしょうか。毒舌キャラとして知られるも、裏では礼儀正しく、気遣いのできる人という評判も頷けます。
爆笑必至!できたての笑いを素早くお届け「Kabe Eats」
新企画「Kabe Eats選手権」はまさに抱腹絶倒。笑いすぎて汗かいちゃいました。今人気の「Uber Eats」のようにお笑いを宅配するこの企画、僕のなかではもうレギュラー化決定です。体を張るジャンポケ、タイムマシーン3号。へこたれないワタリ。チョコプラについてはあえて触れません。面白すぎて書ききれない(笑)。
どのネタもすさまじい威力で僕の腹筋を破壊しましたが、そのなかで3つの発見がありました。あくまで個人的なものですので、周知の事実でしたらすみません。
・ジャンポケ斉藤が回れる
・かが屋の賀屋は絵がうまい
・ハナコ岡部が胸毛ボーボー
ジャンポケ斉藤さんのターン。40回転もすればさすがにフラフラでしたが、数回転で立ち上がれなくなる貧弱三半規管の僕からすると達人レベルです。かが屋・賀屋さんの絵はノリノリの笑顔で破り捨てられてしまいましたが、たしかに上手い。時間をかけてきちんと書くとどんな絵が描けるのか気になります。そしてハナコの岡部さんの胸毛があんなに豪快とは。人畜無害っぽいキャラクターとのギャップが意外でした。
さらにツボだったのは、ザ・マミィの「カリンバ」と「口琴」のセッション。楽器には詳しくないのでググってみると、カリンバはアフリカ・ジンバブエの民族楽器で、オルゴールのルーツともいわれているそうです。言われてみれば、発音原理も音色もオルゴールのようでしたね。一方、「口琴」は笛でも弦楽器でも打楽器でもない、口琴以外の何ものでもない楽器。印象的な「ビンヨヨヨ~ン」はどこかで聞いたことのあるアノ音色です。この音色自体がすでにオチ。お笑いにはうってつけの楽器といえます。
ザ・マミィ林田さんいわく「(自粛期間中に)時間があったので練習した」とのことでしたが、困難な状況でも前向きに時間を使える人って尊敬します。これがコンビのブレイクに繋がれば、まさしく「ピンチをチャンスに変えた」わけです。有吉さんも「(2人が)忙しくなることを祈っております」と茶化していましたが、苦しい期間を無駄にしなかった後輩たちに感心し、彼らが少しでも売れてくれればという本音も含まれていそうです。やっぱり有吉さんはやさしいんです。
それにしても、今更ながら僕も時間があるときに何か身に付けておくくべきでした。身に付いたのはお腹周りのビンヨヨヨ~ンな脂肪のみ。なんとも悔やまれます。
