「金田一少年の事件簿」でも人気の「オペラ座館 ファントムの殺人」、ついに解決!第5代・金田一一(はじめ)役を務めるなにわ男子・道枝駿佑の「はじめちゃん」が、オペラ座の怪人を暴くも、切ないラストとなりました。
(以下、若干のネタバレを含みます)



震撼!オペラ座館、ファントムの殺人
名探偵・金田一耕助の孫として、成績は最低なのになぜか推理となると恐ろしいほど冴えわたるはじめちゃんと幼なじみの七瀬美雪(上白石萌歌)、後輩・佐木(岩﨑大昇・美 少年/ジャニーズJr.)は、剣持のおっさん(沢村一樹)とともに伝説の「オペラ座館」へでかけます。

おっさんのコネで参加できたことを喜ぶ一行でしたが、今回も殺人事件が起きてしまいます。

リハーサル中、劇団員の絵門いずみ(石川萌香)がシャンデリアに貫かれ即死。

トップ女優・湖月レオナ(山本舞香)がファントムの仮面をつけた何者かに襲われた同時刻、劇団員の三鬼谷(六角慎司)も別の場所で殺されてしまった模様。

さらに、同じく劇団員の城(増田昇太)が疑わしいとなり、劇場内にこもってみんなで見守ることにしたにも関わらず、刺殺体となって発見されてしまいます。



迫る!ファントムの謎
2年前に失踪した天才俳優・霧生鋭治(古川雄大)がファントム=犯人だと言い出すメンバー。

この「ファントム」なる存在の不確かさと、密室殺人のトリックに、はじめちゃんは興味津津!

暴き出した地下迷宮で、殴られて倒れていたおっさんを発見!そこに落ちていたヒントから、ついにファントムの謎と、密室殺人のトリック解明に成功します。

密室だと思っていたトリックも、「ファントムなる存在はいない」ことを証明することで、見事に解けていくのでした。が、その結果、暴き出された真犯人の動機には、なんとも切なさがぬぐえない哀しい背景が…。



「見てる、ずっと。」一瞬ハッとしたのに～!
結局今週も、美雪や佐木にトリック解説の協力は仰ぎながらも、基本的にはずんずんと一人で事件を解決してしまったはじめちゃん。

そんな「置いてけぼり」感が不満な美雪と、二人を見守りハラハラする佐木。

そこで美雪の背中越しにはじめちゃんが口にした
「見てる。ずっと…」
には全視聴者が身もだえた!はず!

なのに。
なのに…。
結局はじめちゃんは、真犯人に愛のなんたるかは説けても、目の前の気持ちには疎いままだったのでした～!無念!

でも、そんなはじめちゃんだからこそいいのかもしれませんね。



ということで、第5代の金田一少年の事件簿、いかがだったでしょうか?
なにわ男子が担当してくれたオープニングは曲も映像もかっこよかったですよね。きっとこの曲は、今後いつ聴いてもはじめちゃんの様々なシーンが走馬灯のようによみがえることでしょう。

今回も、最後までお付き合いくださりありがとうございました!今後とも、FBSジゃーナルをどうぞよろしくお願い致します!
また逢う日まで!ごきげんよう!



イラスト鎌田かまを