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2022.04.25

金田一少年の事件簿:なにわ男子・道枝駿佑が5代目はじめちゃんに!

あの「はじめちゃん」が令和の世に戻ってきました!

初代から4代目まで、年代によって思い出深いキャスティングがあることと思いますが、今回はなにわ男子の道枝駿佑が金田一一(はじめ)役!



原作を知る人も、過去のドラマの記憶が強い人も、初めて金田一少年と対峙する人も、ぜひ新しい金田一の世界を一緒に追いかけましょう!(以下、若干のネタバレを含みます)



生徒を襲う、「学園七不思議」

名探偵・金田一耕助の孫として、成績は最低なのになぜか推理となると恐ろしいほど冴えわたる、金田一一。

初代・堂本剛(1995年/1996年)、2代目・松本潤(2001年)、3代目・亀梨和也(2005年)、4代目・山田涼介(2013年/2014年)ときて、本作ではなにわ男子の道枝駿佑が演じます。

対する幼なじみ・七瀬美雪役は上白石萌歌。



二人が通う不動高等学校には、取り壊しとなると不吉な怪文書が出回る旧校舎が。今回も取り壊しに際し、「放課後の魔術師」と名乗る何者かから怪文書が届きます。

この高校には「学園七不思議」と呼ばれる謎があり、六つ目までは知られているものの、なぜか七つ目が謎のまま。

美雪の所属するミステリー研究会ではこの七つ目の謎を解くべく、桜樹先輩(大友花恋)が動き出します。

謎に迫る何かを見つけた桜樹先輩の連絡で夜の学校に集まるミステリー研究会のメンバーと はじめちゃんでしたが、不気味な仮面の人物を前に、桜樹先輩が生物室で首を吊っているところを見てしまいます。



駆け付けた一行は「開かずの教室」と言われていた生物室の扉を壊しますが、そこに先輩の死体はなく…。



令和の世でも、じっちゃんの名にかける!
ミステリー大賞を受賞した真壁(細田佳央太)、後輩の佐木(岩﨑大昇( 少年/ジャニーズJr.))、真壁と同級生の尾ノ上(前田航基)は互いに猜疑心が膨らみ、ついには尾ノ上が第二の被害者になってしまいます。

桜樹、尾ノ上双方にミステリー大賞受賞でのゴーストライターのことを知られていた真壁が被疑者として警察に連れていかれますが、ここで万年赤点のはじめちゃんの頭脳が動き始めます。

桜樹先輩が殺された真実に気づいてしまった美雪が何者かに襲われ、はじめちゃんは真壁が真犯人ではないことを断言。

生物室での桜樹の遺体のトリックを見事に解明し、真犯人がある人物であったことをはじめちゃんが大推理!ここが実に爽快!

七つ目の謎は、旧校舎を取り壊させないために犯人が流していたことが明るみになりました。



小道具が変わっても、本質は変わらない

初代ではビデオカメラだった小道具がスマホになっていたり、仮面の不気味さが増大していたりと、随所に変更点はあるものの、一話目からその恐ろしさは変わらず…

むしろ妙にリアルで一層怖さが増しているように思えました。



(沢村一樹演じる剣持警部との絡みも楽しみですね!)

第一話は「学園七不思議殺人事件」、そして第二話は「聖恋島殺人事件」と、ストーリーは忠実に追うものの、細部が変わっている点も逃せない「金田一少年の事件簿」。

過去作を知っている人は見比べながら楽しみ、知らない人は初見の驚きと恐怖に包まれることと思いますが、世代を問わず楽しめること間違いなし!次週も乞うご期待!


イラスト鎌田かまを

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