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2021.08.26

ハコヅメ:永野芽郁が大ピンチ!?戸田恵梨香の涙の先にあるものは…

爆笑と号泣の往復…今週の「ハコヅメ」は、これまでの伏線の回収と川合の成長、そして藤先輩の葛藤が垣間見える大変感情の忙しい回でした。
早速ポイントをおさらいしましょう!(以下、ところどころネタバレを含みます)



成長著しい川合と藤を襲う、二つの試練
新米刑事・川合(永野芽郁)は、一時は退職願まで出すほど警察官になったことに悩んでいましたが、ペア長であるスーパーエース・藤先輩(戸田恵梨香)の指導のお陰で、メキメキと成長を見せ始めます。
しかしある日、そんな川合に警察官が乗り越えるべき試練とも言えるピンチが訪れます。
単独の交通事故現場に向かった二人を待ち受けていたのは、赤ん坊の死亡事故だったのです。

いつも通り藤先輩に励まされて持ち直すかと思いきや、さすがに目の前で救えなかった小さな命のことが脳裏から離れず、「私は藤先輩とは違うんです!もうほっといてください!」と引きこもってしまった川合。
この「私は先輩とは違う」「ほっといてくれ」の言葉は藤先輩にとってどうやらトラウマのようで…いつものように川合を嗜めながら導く勇気の出ない藤先輩。このまま川合は警察官を辞めてしまうかもしれない、そんな重苦しい空気が流れます。



先輩の先輩がくれた、覚悟のきっかけ
仕事において、学校生活において、「凄い」と言われる存在になるまでには、想像を絶する努力や苦悩があり、何かひとつを極めるためには避けては通れない道があるのだと、これまでにもたくさんのドラマや小説が教えてくれました。
しかし、自分が通ったその道を、大切な後輩にも乗り越えて欲しい、けれど強制はできない、と戸惑う苦悩が、今週の藤先輩にはにじみ出ていました。

そんな藤先輩の迷いを救ったのは、彼女の恩師である交通課の宮原部長(駿河太郎)。
「川合、こじらす前に辞めちまえよ、警察なんて。お前がまともだ。赤ん坊のご遺体見たあとに三食食ってぐっすり眠れる奴のほうがどうかしてんだよ」
この宮原部長の一言で、川合はずっと口にできなかった後悔を言葉にすることができました。
そして「藤先輩は辞めたいと思ったことはないのか?」という川合の質問に「あるよ」と答え、それでも辞めなかった理由を
「誰かがやらなきゃいけないから、だったら私がやろうと思った」
ときっぱり語ってくれた藤先輩。泣けます…。

宮原部長がくれたヒント、そして藤先輩の「逃げない覚悟」を受け取った川合は、自分が言いだした目の前の仕事を全うすることを通して、この試練を乗り越えます。

その姿にほっとしたのもつかの間、川合が公務中に車と接触!!!
川合の身に異常がなかったとわかり嗚咽する藤先輩と、それとなく他の人の目から遠ざける源刑事(三浦翔平)のやさしさで、視聴者はもう一発号泣…。宮原部長を藤先輩のもとに送ったのが実はハコ長だったりと、今週は町山署のみんなのやさしさで、川合の成長とともに藤先輩も試練を乗り越えた回でした。



しかし…川合が車と接触したときの藤先輩とハコ長の態度が、どうやら次週に不穏な影を落とすようで…現在リハビリ中らしい「桜巡査」とは一体…?
いよいよ核心に迫りそうな予感!?次週も要注目です!


イラスト鎌田かまを

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