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2021.06.14

ネメシス:櫻井翔&広瀬すずVS橋本環奈、まさかの結末!

まさかまさかの結末で、「ネメシス」が完結しました。チームネメシスが見つけたものとは。アンナ(広瀬すず)や風真(櫻井翔)は今後どうなっていくのか。早速おさらいといきましょう。
(以下、ネタバレを含みます)



まさに総力戦。間に合うか、チームネメシス!
立花始(仲村トオル)の手によって編集された受精卵「GE10.6」がアンナだったと発覚したところから、事態は急変しました。始が研究していたデータを自分の病気の治療に使いたい菅朋美(橋本環奈)と大いなる野望を抱く大和猛流(石黒賢)の手に落ちた、アンナと始。
始がこれまで守り続けてきた全データがダウンロードされるまでに残された時間は、あと63分。
二人が監禁されている場所を特定し助けるため、チームネメシスは最後の決戦に挑みます。

「七人の侍」神奈川県警のタカ(勝地涼)&ユージ(中村蒼)、女医の上原黄以子(大島優子)、道具屋の星憲章(上田竜也)、天才AI開発者・姫川烝位(奥平大兼)、自称・中国の雑技団5軍出身の料理人・リュウ楊一(加藤諒)、美しきコンフィデンスマン・緋邑晶(南野陽子)。
その誰の力がなくても、この事件は解決しなかったでしょう。

車にあったわずかな痕跡・土を星の道具で解析し、姫川の分析により、石灰岩が多く含まれる場所に菅研究所があることがわかります。
19年前、アンナの産みの母である美馬芽衣子(山崎紘菜)が脱出しトラックに乗せてもらってきたおよその距離から、電話ボックスから半径50km以内に菅研究所があるとネメシスのCEO・栗田(江口洋介)が割り出しており、その掛け合わせから2か所に絞り込みます。
そして八人目の侍・神田渚沙(真木よう子)の過去の調査で得た情報から場所を特定、チームネメシス一行は菅研究所のアジトに乗り込みます。

しかし、時間が足りない。ここで車に乗ると人格が豹変する黄以子が同乗しているはずのタカ&ユージもガン無視で大暴走。無事に現場に辿り着きます。
ただ…厚い鉄板で覆われた門の内側には入ることができません。通風口を探し出し、中国雑技団5軍の謎の料理人・リュウが潜入。星が用意したガスを室内にまん延させ、研究員を外に出すことに成功します。

一方、始が残したデータのダウンロードに成功した朋美ですが、母と同じ病を抱える自分にとっての頼みの綱であるその研究データが、まだ未完成であったことに絶望します。
朋美の思惑と異なり、すでに完成していると思っていた大和も、そのデータを用いて「我が子を天才として産みたい」という多くの金持ちの需要に応えることで大儲けできると企んでいましたが、失意のうちに自分と始に毒を打って自決。
アンナをはじめ、かけつけたネメシス一行が見守る中、始も息を引き取ってしまいます。



「大丈夫」と言ってくれる存在の大切さ。
結局研究所は解体され、朋美は警察病院で治療。ネメシスも当初の目的が果たされた今、行先を見失いつつありました。
そして、アンナは自分の出生をこのまま秘匿するため、一人インドに戻ろうと辞表を提出します。

そんなアンナに、栗田は「お前はもうオレの家族だ」と告げ、風真は自分を解放しようとしていた栗田に「ネメシスを続ける」と告げます。
そして、風真はアンナに「そんな自分の探偵活動には、アンナが必要だ」と告げ、3人の想いがぐるりとつながり、ネメシスはこれからも続いていくことに。

日本に来て、様々な事件を解決する喜びを味わい始めたのもつかの間、自分の出自を知って自暴自棄になりかけたアンナですが、朋美が母を亡くした想いから起こした行動に対し、怒りを憶えながらもしっかりと贖罪の機会を与えた言動に、人として一番大切な心を、父である始からの愛情で育まれてきたのだなぁとしみじみ感動しました。
そして、風真とアンナの合言葉にもなった「大丈夫」は、いつの間にか私たち視聴者にとっても、心を落ち着かせ、勇気をくれる言葉になっていました。

*

ネメシスは完結しましたが、アンナ、風真、栗田、そしているだけで可愛いマーロウとチームネメシスは、今日もきっと横浜のどこかで活躍していると思います。
私たちも「大丈夫」と言ってくれる身近な存在を大切にしながら、ネメシスのお世話にならないように、明日からも頑張っていきましょう!

10週間、ドラマとこのコラムにお付き合いくださいまして、誠にありがとうございました!
みなさんの、SNSでのコメントや「いいね」が、私たちFBSジゃーナルの「大丈夫」になっていました。本当に、ありがとうございました!
またどこかでお逢いしましょう!やーっ!


イラスト鎌田かまを

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