気になる福岡の情報満載!FBS Journal

2021.06.07

【Good For the Planet】うどんの切れ端は子ども用に!?フードロス・ゼロを目指す取り組み!(2021/6/3放送)

元警察官が、糸島野菜のフードロスゼロを目指す!

福岡市中央区渡辺通の三角市場に今年2月にオープンした「糸島野菜専門店 美味伊都(うまいと)」は、元警察官の前川健太さんが創業した糸島の野菜を取り扱う青果店です。


同店では、形や大きさにこだわらずに野菜を引き取って販売しています。

「味は一緒ですし、農家さんからしたらみんなかわいい子どもなので」と前川さんは言います。
また、小さすぎる大根などは購入条件を満たせばサービスでプレゼントするなど、生産者と消費者の両方にやさしいお店作りを目指しています。

野菜は糸島の生産者から直接仕入れており、「規格外品でも買ってくれるので助かっています」と生産者の方も喜んでいます。


さらに、同店奥のキッチンでは、店頭で販売していた野菜を再活用。鮮度が落ちたり見た目の悪い野菜の、悪くなった部分を取り除いて使用したお弁当やお惣菜を製造・販売しています。

青果店が作るお弁当なので、どれも野菜がたっぷりでヘルシー!リピーターも多いそうです。




無料のお子様うどんでママを笑顔に!
久留米市津福本町のうどんとそばのお店「たけ屋」では、フードロスを減らしながら、ママを応援する取り組みをしています。


その取り組みとは、大人の注文よりも前に、入店と同時に無料でふるまう「お子様うどん」。

約10年間続けているといいます。


同店のうどんは、昔ながらの製法でつくられる、ふっくらかつコシのある麺。

お店で手作りしている中で、必ず出てしまうのがうどんの切れ端。

以前は捨てていたそうですが、いまはお子様うどんとしてふるまわれています。
短いので商品としては不揃いになってしまいますが、この短さは小さな子どもには逆にぴったり!

ママが切って食べさせる手間を省くことができるのです。

このお子様うどん、お客様の姿が見えたタイミングから麺を温め、お子様用の出汁をかけて準備されるというこだわりっぷり。

お冷と一緒のタイミングで、お子様うどんがふるまわれます。

まずは子どものお腹を満たして落ち着かせ、ママたちにはゆっくりと温かいうどんを食べてもらいたい、というお店の想いがあふれています。



糸島の生産者のためを想う「美味伊都」、子育てで出来立てのものがなかなか食べられないママのことを想う「たけ屋」。どちらも誰かのことを大切に想う気持ちが、フードロスゼロにもつながる素敵な取り組みになっています。

地球を救うには、もう今しかない。

誰もが、そう気づきはじめています。
私たちが生きるこの星を、いつまでも持続可能にするために。
SDGs(持続可能な開発目標)と向き合って具体的な一歩を踏み出している人々や企業が増えています 。
世界中が力を合わせて、今までの常識を変える新しい挑戦を次々と実行している時代。
「愛は地球を救う」を掲げて活動を続けてきた日本テレビ系だからできる挑戦とは?

FBSでは、5月31日(月)~6月6日(日)をGood For the Planetウィークと定め、様々な活動をご紹介しています。

この記事を書いた人

SNSでシェアする

人気タグから記事を探す

関連記事