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2020.12.14

龍、最後のカチコミ!さよなら龍!!ありがとう龍!!! 【極主夫道】最終話レポート

イケメン俳優・玉木宏さん×元極道という衝撃の組み合わせで始まった爆笑ハートフルやや任侠ドラマ「極主夫道」がついに最終回を迎えました。なんという終わり方だったのでしょう…なんでしょうこの名残惜しさ…噛みしめるべく、最後のカチコミです!!


向日葵を誘拐した真犯人とは!?
先週の「龍はママのことが大好きだけど、私のことは邪魔なんだ」…そんな娘・向日葵(白鳥玉季)の想いから始まった偽装誘拐、からの本物の誘拐。血相を変えて愛車(ママチャリ)で山奥の現場へカチコんだ元極道のスーパー主夫・龍(玉木宏)。「俺は覚悟を持ってカタギになった。娘のためならこの命くれてやる!」と座り込んだ龍の前に現れた真犯人は…なんと龍が世話になった元天雀会の江口会長(竹中直人)でした!!

偽装誘拐を仕掛けた龍の妻・美久(川口春奈)と龍の舎弟・雅(志尊淳)に協力した江口会長は、向日葵との会話から「ここは本物の誘拐に仕立てて最後まで筋を通してみろ」と、美久と雅をも騙して向日葵が車ごと誘拐されるというセカンドストーリーを仕立てたのでした。

龍の本当の想いが伝わり、美久と向日葵、家族3人で美しい絆が生まれました。龍と向日葵がお互いの頬を叩き合うシーンは、家族のあたたかさを感じさせてくれる素敵なエピソードとなりましたね。
「お前は俺の大事な娘や」いやぁもう、龍ってばいい主夫でいいパパで、最高の旦那様♡と全国の視聴者が悶えたことでしょう。


えへん虫のカチコミが、龍の余命3ヶ月に!!!
誘拐も偽装だったし、家族の絆も深まったし、さぁいよいよあたたかなクリスマスですよ!と思った矢先、龍は高熱で倒れます。のどの痛みひとつで「えへん虫がカチコミにきたんか!」という表現だけで大爆笑なのに、さらに体内で暴れるウイルスの親分が、
蝶野正洋!!!!
不死身の龍 vs 蝶野の凄まじい立ち回り、寝技はお見事でした。

家事力ゼロの美久の力作・「冷蔵庫に入っていたもの全部入れドリンク」で熱は下がったものの、お腹の調子が悪くなった(笑)龍は、「注射は嫌や!」と言いながらも病院で診察を受けます。少しお腹が張っていたということでCT検査となりますが(ここで「ET!」というボケをかます龍のお茶目っぷりもたまりません!)、たまたますれ違った火竜会の婦人会会長(MEGUMI)は「さっきの方…持って3ヶ月か」というドクターと看護師の会話で、龍の余命が3ヶ月しかないと察知します。

最終回にして、龍は死んでしまうのか!?それとも最後の最後まで勘違いなのか…!?
「いやいやいや」「まさかそんな」「いつもの奴(勘違い)やろ」…。


想い出は走馬灯のように
ハラハラ冷や冷やする中、美久、向日葵、雅、江口会長、雲雀姐さん(稲森いずみ)、喫茶店の店員・大前ゆかり(玉城ティナ)、派出所コンビご一行は、龍がしたかったことを一つずつ叶えるべく奔走します。
1.家族水入らずでキャンプ。美久はただのBBQですら真っ黒こげにさせる安定の家事力。龍がいなくなったあとの向日葵の栄養状態が本気で心配になります…。
2.クリスマスイブになぜかオーナーが休暇を取ることになり、龍、念願の喫茶店経営(1日だけですが)。派出所コンビとスーパーの店長が、涙をこらえながら龍特製オムライスを食べるシーンはこちらまで泣きそうになりました…。
3.これまで何度となく店員役で登場したくっきー!が仕立てた商店街の抽選会で一等賞の温泉が当たり、江口会長、雲雀、雅と親子4人での想い出旅行に。
4.サンタクロースをしてみたかった龍の夢は、婦人会のMEGUMI会長の仕込みで子どもたちも集まって大賑わい(サンタの登場シーンも安定の「おひけぇなすって!」でした、子どもたち口ポカ!)!
楽しい想い出が増えるほどに、別れを想像して泣きじゃくる雅。話を聞きつけて特製クレープを差し入れるライバル・剛拳の虎(滝藤賢一)。本当に、龍は死んでしまうのか!!??
いよいよクリスマスとなり、親子3人で団らん、からの美久との二人のいい雰囲気のシーンで、ついに核心に!
食後のデザートに龍が出した羊羹から、病院での診察の際にドクターに渡そうとした羊羹を「そういうのは困ります」と断られたことを明かした龍。こっそり診察室の荷物棚に羊羹を置いて帰ったと聞いた美久は「持って3ヶ月」が羊羹だったことに気づきますが、いつもならラリアットが飛ぶところ、今夜はしみじみと「勘違いでよかった」と心から思ったのでした。
(そもそも普段から、龍がラリアットされる言われはないような勘違いばかりでしたけどね)


結局最後の最後まで勘違いでドタバタした「極主夫道」。ラストの龍ファミリーのご挨拶で
「くたびれて疲れ果てて何かに負けそうになりながら歩んだ1年やったのではないでしょうか。これから迎える新しい年が光を照らし力強く前に進ましてくれることと信じております。」
と龍が言っていましたが、これってこの1年、コロナと闘った視聴者へのメッセージですよね(涙)?
そんなせっかくの「ええシーン」も、最終的にはドタバタにすり替わって終わってしまいましたが、しんみりとした気持ちに浸らせてくれないのも「極主夫道」。ブレずにドタバタし切ってくれてありがとうございました!

ということで、極主夫コラムもこれにて完結です。10週間お付き合い下さり、誠にありがとうございました!
ほな皆さん!来年も気張っていきましょう!
イラスト鎌田かまを

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