2023.11.26
音のないピッチで夢を描く
今回の目撃者fは、
2020年、東京オリンピックとともに盛り上がった「パラリンピック」。その認知度は98.2%(出典:日本財団パラリンピック研究会)と、ほとんどの国民が知っている大会だ。
では、聴覚障がいのある人たちの国際大会「デフリンピック」があることをご存知だろうか。
デフサッカーの代表選手たちは、自費で合宿や大会に参加。その金額は60万円に達する場合もある。
経済的に大きな負担を強いられながらも、“日の丸”の誇りを胸に戦い続ける福岡出身の代表キャプテンの熱い思いに迫る。
音のないピッチで夢を描く

聴覚に障がいのある選手たちがプレーするデフサッカー。
普段は補聴器をつけて生活する選手たちだが、プレー中は障がいの程度による不公平さをなくすために補聴器を外してプレーする。
そのため、ピッチ上ではほとんど無音。「音のないサッカー」とも言われている。

デフサッカー日本代表の主将は、福岡出身の34歳、松元卓巳選手。生まれつき重度の難聴で、3歳から補聴器をつけて生活している。
地元・宇美町の少年クラブでサッカーを始め、強豪・鹿児島実業高校に進学。レギュラーにはなれなかったものの、チームの一員として全国2位も経験した。
デフサッカーとの出会いは高校2年のとき。それ以来、日本代表として17年活動している。

トップレベルの選手たちが選出される『A代表』には通常、代表活動に対し日当1万円が支払われ、大会のランクに応じて勝利ボーナスが支払われるが、デフサッカー日本代表にこのような支給はなく、ほとんどが自己負担。
大会によっては1人60万円もの費用がかかり、日の丸を背負うには経済的に大きな負担も伴うのが現状だ。
ことし9月、デフサッカー日本代表にとって5年ぶりとなる国際大会・W杯がマレーシアで開幕した。
「現状を知ってもらうためにも結果を出したい。」.
松元主将、そして代表イレブンにとって、自分たちの存在を知らしめる戦い。

これまでのワールドカップでは予選リーグを突破したこともない日本代表、その戦いの行方は―。
目撃者f
2023年11月26日(日)深夜1時25分
2020年、東京オリンピックとともに盛り上がった「パラリンピック」。その認知度は98.2%(出典:日本財団パラリンピック研究会)と、ほとんどの国民が知っている大会だ。
では、聴覚障がいのある人たちの国際大会「デフリンピック」があることをご存知だろうか。
デフサッカーの代表選手たちは、自費で合宿や大会に参加。その金額は60万円に達する場合もある。
経済的に大きな負担を強いられながらも、“日の丸”の誇りを胸に戦い続ける福岡出身の代表キャプテンの熱い思いに迫る。
音のないピッチで夢を描く

聴覚に障がいのある選手たちがプレーするデフサッカー。
普段は補聴器をつけて生活する選手たちだが、プレー中は障がいの程度による不公平さをなくすために補聴器を外してプレーする。
そのため、ピッチ上ではほとんど無音。「音のないサッカー」とも言われている。

デフサッカー日本代表の主将は、福岡出身の34歳、松元卓巳選手。生まれつき重度の難聴で、3歳から補聴器をつけて生活している。
地元・宇美町の少年クラブでサッカーを始め、強豪・鹿児島実業高校に進学。レギュラーにはなれなかったものの、チームの一員として全国2位も経験した。
デフサッカーとの出会いは高校2年のとき。それ以来、日本代表として17年活動している。

トップレベルの選手たちが選出される『A代表』には通常、代表活動に対し日当1万円が支払われ、大会のランクに応じて勝利ボーナスが支払われるが、デフサッカー日本代表にこのような支給はなく、ほとんどが自己負担。
大会によっては1人60万円もの費用がかかり、日の丸を背負うには経済的に大きな負担も伴うのが現状だ。
ことし9月、デフサッカー日本代表にとって5年ぶりとなる国際大会・W杯がマレーシアで開幕した。
「現状を知ってもらうためにも結果を出したい。」.
松元主将、そして代表イレブンにとって、自分たちの存在を知らしめる戦い。

これまでのワールドカップでは予選リーグを突破したこともない日本代表、その戦いの行方は―。
目撃者f
2023年11月26日(日)深夜1時25分



