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どん底屋台街の再起~長浜の灯をもう一度~
2023.08.27

どん底屋台街の再起~長浜の灯をもう一度~

今回の目撃者fは、

福岡市で屋台経営者の公募制度が始まって6年。

近年、天神や中洲には個性的な屋台が次々に生まれにぎわう一方、都心部から距離のある長浜の屋台街は高齢化などで衰退の一途をたどっていた。

戦後間もない頃から屋台文化を支えた長浜の灯を、消すわけにはいかない・・・。福岡市の担当者は長浜屋台街の「復活」を目標に掲げ、動き始める。

その積極的なバックアップにより集まった7人の出店候補者。それぞれの熱い思いが、長浜に屋台の灯りを取り戻すまでの姿を描きます。

どん底屋台街の再起~長浜の灯をもう一度~

福岡市の観光の一部となっている屋台。6年前から屋台経営者の公募をはじめ、天神や中洲には新しい屋台が次々とオープンしている。

一方、取り残されていたのが長浜ラーメン発祥の地として知られる長浜の屋台街。

最盛期は多くの屋台が軒を連ねていたものの、高齢化などで廃業が相次ぎわずか1軒にまで減少。

屋台経営者の公募では過去3回とも出店希望者がなく、消滅が危惧されていた。
どん底屋台街の再起~長浜の灯をもう一度~
長浜で40年以上、屋台を経営している松元幸代子さん(82)は「早く新しい人に来てほしい」と話し、たった一つの屋台の灯りを守り続けていた。

この現状を打開すべく、福岡市では通称“屋台課長”に濱田洋輔さんが就任。4回目の公募では長浜への出店を積極的に支援した結果、7人が合格する。
どん底屋台街の再起~長浜の灯をもう一度~
濱田さんは7人が長浜で開業するまでを支える「長浜屋台復活プロジェクト」を立ち上げる。その結果、ことし6月に長浜屋台街は見事復活。

明太子専門や本格中華、脱サラ店主が営む屋台など個性的な店舗が誕生し、長浜はかつてのにぎわいを取り戻しつつある。
どん底屋台街の再起~長浜の灯をもう一度~
復活から2か月。“屋台課長”の濱田さんは、長浜屋台街を天神・中洲に並ぶ観光エリアとして定着させるためにPR戦略を展開。
どん底屋台街の再起~長浜の灯をもう一度~
そして長浜に屋台を開業した新米店主の心にも、長浜を更に盛り上げたいという情熱の灯がともるのだった。


目撃者f
2023年8月27日(日)深夜1時25分

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