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2021.05.30

不動の芯~博多独楽奥伝

やーっ!FBSジゃーナル編集部です!

人々の心を豊かにしてきた伝統芸能が、コロナ禍で窮地に陥っています。

博多独楽は、博多が発祥とも伝えられている曲独楽。1958年(昭和33年)に福岡県無形文化財に指定されました。

大道芸を起源とする博多独楽は、江戸時代に大流行しましたが、明治時代になると人気に陰りが見え始め、昭和に入ると舞台興行としての曲独楽を見ることは、ほとんどなくなりました。

そんな中、「筑前博多独楽」として親子三代に渡り、芸を開拓し、その奥義を伝承してきた親子がいます。

その奥義が示す“変転の中に動かぬ 独楽の芯”

不要不急とされるコロナ禍の今、伝統芸能の奥義が、わたしたちに伝える不動の芯とは?

不動の芯~博多独楽奥伝

博多の伝統芸能「筑前博多独楽」は去年、新型コロナの影響を受け多くの公演が中止・延期となり、存続の危機に見舞われました。

衰退していた博多独楽の業を、文献を辿りながら復興させた祖父の初代・筑紫珠楽さん。

父との死別を乗り越え、子育て中の主婦から2代目・珠楽となった母・博多小蝶さん。

今はその息子の3代目・筑紫珠楽(45)さんが、弟子でもある妻の彩楽(29)さんと共に活動を続けています。

不要不急とされたものを演じ、継承してきた自分たちにできることは何か?

曲芸用の独楽は、“独楽師自らが作る”という代々伝わってきた“さだめ”の中、5年という長き歳月をかけた独楽作りを続けています。

継承の危機の中で、先達はいかに激動の時代を乗り越えてきたのか?

代々伝えられた「博多独楽奥伝」の奥義が、今・・・意味することとは?


目撃者f
2021年5月30日(日)深夜1時25分

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