国⼟交通省が定めた内容基準に則り、登録講習機関JULC(日本無人航空機免許センター)作成の講習内容を実施します。
無人航空機操縦者技能証明制度の講習は、受講者が「初学者」と「経験者」に区分され、講習時間数が異なります。
本講習における経験者とは、以下の方を指します。
国土交通省 HPに掲載される講習団体が発行する民間技能証明書を保持する者、又は講習申込み時に10時間以上の操縦経験を有することを書類等で証明ができ、JULCが経験者に相当すると認めた方
⼆等無⼈航空機操縦者技能証明講習は、技能証明制度の限定内容に応じて、「基本」に加え「25kg未満限定変更」「⽬視内限定変更」「昼間限定変更」の限定変更の講習があります。
講習の 種類 |
取得できる技能 |
---|---|
基本講習 | 目視内・昼間において、立入管理区画を設置した特定飛行 (DID、人・物件30m未満に限る) |
25kg未満 限定変更講習 |
立入管理区画を設置した大型機の飛行 (目視内・昼間) |
目視内 限定変更講習 |
立入管理区画を設置し補助者なしの目視外飛行 (25kg未満・昼間) |
昼間飛行 限定変更講習 |
立入管理区画を設置し夜間飛行 (25kg未満・目視内) |
本講習では「学科講習」「実地講習」の受講および、実技技量の習熟度確認のため「修了審査」を受けていただきます。
学科講習では無⼈航空機の基礎知識および運⽤知識を学びます。国⼟交通省より公布されている基礎的な内容に加え、空撮、測量、災害対応、実証実験、農業利⽤などの運⽤現場で培ってきた経験、ノウハウを学科教材に落とし込み、安全で⽣産性の⾼い⾶⾏を実現するために必要な要素を皆様にお伝えします。
実地講習では、ご⾃⾝で無⼈航空機を⾶⾏させる際に安全意識を持ち、⾃信を持って⾶⾏させることができる技量の習得を⽬指します。 国⼟交通省より公開されている修了審査項⽬を合格できる技量だけではなく、無⼈航空機操縦⼠資格取得後の運⽤、特にトラブル発⽣時に対処できる技量を⾒据えたカリキュラムを提供します。
修了審査の内容は、指定試験機関の実地試験の内容と同じになります。 JULCが重視するポイントは試験項⽬をクリアすることではなく、操縦者が無⼈航空機を思う通りに操作できることです。 審査項⽬に沿った条件の⾶⾏だけではなく、より熟練度の⾼い⾶⾏を実地講習カリキュラムに盛り込んでおり、修了審査に余裕をもって挑める講習内容を提供します。
学科 | 実地 | 修了審査 | 合計 | |
---|---|---|---|---|
基本講習 | 4時間 | 2時間 | 1時間 | 7時間 |
基本講習+いずれか1つの 限定変更 |
4時間 | 4.5時間 | 1時間×2 | 10.5時間 |
基本講習+いずれか2つの 限定変更 |
4時間 | 7時間 | 1時間×3 | 14時間 |
基本講習+3つの限定変更 | 4時間 | 9.5時間 | 1時間×4 | 17.5時間 |
学科 | 実地 | 修了審査 | 合計 | |
---|---|---|---|---|
基本講習 | 10時間 | 11時間 | 1時間 | 22時間 |
基本講習+いずれか1つの 限定変更 |
10時間 | 13.5時間 | 1時間×2 | 25.5時間 |
基本講習+いずれか2つの 限定変更 |
10時間 | 16時間 | 1時間×3 | 29時間 |
基本講習+3つの限定変更 | 10時間 | 18.5時間 | 1時間×4 | 32.5時間 |
技能証明講習のお申込みの前に、国⼟交通省が運営管理するドローン情報基盤システム(DIPS2.0)にて技能証明申請者番号を取得する必要があります。(技能証明申請者番号の取得には日数を要します。余裕を持って取得していただきますようお願いいたします。)
JULCのWebサイトにてアカウントを取得する必要があります。
JULCのマイページにDIPS2.0から発行された技能証明申請者番号を入力します。
下部にある入校のお問い合わせより、受講したいコース(経験者/初学者の区分と、基本のみもしくは基本+限定変更の区分、限定変更の種別)などをご記入いただき、送信ください。担当よりご連絡を差し上げ、希望受講日などヒアリングさせていただき、申し込み先URLや必要書類のご案内を差し上げます。
※本コースの受講にあたっては、JULCへ受講の申し込みならびにお支払いを行っていただき、JULC福岡中央教習所であるFBSドローンカレッジが講習を行います。受講にあたってはJULCの各規約に同意いただきます。お申し込みの前に、必ず JULCのWebサイトをご確認ください。また、各種証憑の発行もすべてJULCの発行となります。ご了承ください。