番組向上への取り組み

番組審議会だより
第627回(2026年5月19日)

審議対象番組
番組審議「めんたいワイド1部、2部、4部」(制作部)
放送日時
2026年5月8日(金) 15:48~19:00放送

議事の概要

「めんたいワイド1部、2部、4部」

番組内容

1995年10月からスタートした「めんたいワイド」は、昨年放送開始30年を迎え、未来に向け新しくスタートを切りました。今年4月に番組リニューアルを行い、金曜日は伊藤舞アナウンサーと須田健太郎アナウンサーという新しい顔ぶれで進行しています。これまでのお天気コーナーやニュースに加え、3月末にローンチしたばかりのFBSアプリを活用した視聴者参加型の企画などを交え、毎週月曜から金曜日、午後3時48分から午後7時まで、福岡・佐賀の地域に根差した情報をお送りします。

委員のご意見

  • お天気コーナーの画面で傘のマークの横に「も」と書いてあったが、雨が降ることもあるよという意味だったのか、よく分からなかった。
  • 大牟田市の歴木という地名が表示されたが、読み方が分からなく、何か工夫したほうがよい。
  • 「オモウマランド」の紹介が、報道の一部なのかCNに入ったのか分からなかった。大名ガーデンシティでイベントが開かれていること自体はよく分かったが、行ってみたいと思った人に対して情報が足りないと感じた。
  • 「ヒトモリ」は、コーナー名の意味が分からなかった。
  • 新MCの2人は、とても明るくはきはきと聞き取りやすく、親しみやすい進行であったが、語尾を伸ばすことがあり、幼稚な印象を受けた。
  • 「めんたいワイド」に限らず、今どこのニュースでもタブレットを持っているが、その持ち方や扱いはどうすれば収まりがよいか気になった。
  • 「よか世代」は、各世代のよいところを取り上げる構成で、世代間の対立をあおらないというコンセプトは評価する。ただ、今回のテーマは、何が昭和で何が令和かが正直分かりづらかった。
  • 「ケンミン投票」など、専用アプリやSNSの呼びかけを行い、放送と視聴者参加をリアルタイムでつなぐ試みは、既存の枠にとらわれない新しいテレビの形を模索する意義のある取り組みだと評価する。失敗を恐れずどんどんチャレンジしてほしい。
  • お天気コーナーで都市の表示順が、福岡、北九州、久留米と人口順になっているところがあった。全国の天気は北からの並びが一般的で視聴者が戸惑う可能性がある。
  • オモウマランドについて、「オモウマイ」という短縮語の意味を把握できない視聴者が一定数いたのではないか。金曜夕方のお出かけ情報としての価値は十分にあるが、他番組由来の短縮語みたいなものを地域番組内で扱う際は、冒頭で言葉の意味を一言補足するなど、視聴者への配慮があるとよりよい。
  • 「めんたいNEWS」では、画面右上に表示される見出しテロップが日テレの「every.」と似通ったデザインで同じ位置に表示されていて、違和感なくそれぞれのニュースを見ることができた。一方で「every.」が放映されているときも画面左上の時刻表示に「めんたい」の文字があり違和感があった。
  • ニュース、生活情報、地域密着企画、ヒューマンストーリーなど多彩な内容がテンポよく構成されており、福岡の夕方情報番組としての魅力が十分に感じられ、約3時間という長時間番組でありながら、各コーナーに緩急があり、視聴者を飽きさせない工夫が随所に見られた。また、時間帯によって変わる視聴者層を意識している点が印象的だった。
  • デートDVの話題やALS患者の特集など社会的課題にも丁寧に向き合っており、楽しい話題だけでなく、生きることを考えさせる内容が組み込まれていた。
  • 適宜天気予報が入る構成は、どの時間帯から見ても必要な情報を得られ、非常によい。
  • ALS患者と家族を扱った重いテーマの特集を夕方の情報番組の中で差し込める点に、この番組の情報力や構成力の強さを感じた一方で、直後に明るい中継へと切り替わり、やや情緒が追いつかない部分があった。視聴者が少し考える余白や整理する時間があった方がよかった。
  • 長年積み上げてきた番組の空気感を変え過ぎることの難しさもあると思うが、今回のように金曜日だけMCを変えるなどアップデートを重ねながら、今後も福岡に根差した良質な長寿番組として続いていくことを期待する。
  • 伊藤舞アナウンサーの華やかさと安定感は得難い存在である。タッグを組む須田健太郎アナの今後の成長に期待したい。坂口孝則コメンテーターの多面的で一方的に偏らないコメントもよかった。森アナと財津アナのニュースの安定感も抜群で、アナウンス能力の高さが光っていた。