番組向上への取り組み
番組審議会だより
第619回(2025年7月16日)
- 議題
- 講演「放送の自主自律と番組審議会」 日本テレビ 番組審議会事務局長 福井宏
意見交換「全国放送の番組について」
議事の概要
今回は『放送の自主自律と番組審議会』をテーマに日本テレビ番組審議会の福井宏事務局長に講演していただき全国放送の番組について意見交換しました。
委員の質問
- 選挙報道について、平等性や公平性について量から質に転換しているということだったが、具体的にはどういうことをしているのか。
- 合評番組以外の報告については議論されるのか、情報提供ということで終わるのか。
講師の回答
- 質というのは取り扱う時間ではなく、内容をしっかりと紹介することで、党のプラスの面もマイナスの面も踏まえて総合的に紹介するということを重視している。
- 合評番組以外の報告についても、委員の方には積極的にご意見、ご質問いただくようにお願いしている。
委員のご意見
- 映像のインパクト重視で視聴率が取れそうなものが取り上げられている印象がある。
- SNSでいろんな情報が氾濫している中ではテレビの公平性や信頼性は今まで以上に重要になってくる。
- 国際問題に関する報道が比較的少ないように感じる。
- テレビはSNSとは違いファクトチェックされた情報がしっかり伝わるものであるべきだ。
- テレビ局全体を通じてこうすれば「売れる」=「視聴率が上がる」という制作上の文法と、自主規制も含めたさまざまな規制にとらわれすぎていないか。