番組向上への取り組み

番組審議会だより
第615回(2025年3月13日)

審議対象番組
「前略 今田さん、移住するってよ」(制作部)
放送日時
2025年3月8日(土) 14:00~15:25 放送

議事の概要

「前略 今田さん、移住するってよ」

番組内容

自然豊かで食べ物がおいしい福岡を愛してやまない今田耕司が東京と福岡の二拠点生活を夢見て「自分が求めているリアルな暮らしができるのか」を下調べしていく、ライフワーク旅バラエティーの第2弾です。旅のお供をするのは、母親の実家が北九州市小倉だったブラマヨ・小杉竜一と、北九州市門司出身のロバート・秋山竜次。今回、全国屈指の移住人気都市・福岡市エリアで予約必須の大人気炉端焼きや、億超えの新築物件などを巡ります。果たして、今田の理想の移住先は見つかるのでしょうか。

委員のご意見

  • 福岡の自然や食文化、住環境など、地方の魅力を視聴者に伝えることが狙いの一つだと思うが、このような番組のつくりは他の市町村にも適用でき、地方創生や地域活性化の観点からも意義があった。
  • 移住を切り口に、福岡の魅力を伝えていくという内容。福岡で生まれ育った者には当たり前、普通と思っていたことに、地元以外の人が驚いたりリアクションしたりしている姿を見て、誇らしさやうれしさ、新しい気づきがあり、番組の醍醐味と感じた。
  • 第1弾はテーマごとに今田さんの「移住したい度」をパーセンテージで伝えていたが、今回「前略コメント」に変更されており、移住のトーンは弱まっていると感じた。
  • 出演者がみんな中高年の男性だったのが残念。今後は女性芸人の出演なども考えてほしい。
  • 車を運転していた芸人の目線が、時々ほかの2人に向けられていた。安全には気をつけているとは思うが、危険ではないかとの印象も受けた。
  • 福岡市の高島市長のサプライズ出演は、番組に多少なりとも厚みが出てよかった。一方で「お友達を紹介することができますよ」という話の中で「お金を持っている人」との表現があり、庶民感覚ではあまりいい感じを持てず気になった方もいるかもしれない。
  • 福岡市内に住む自分も知らない情報がたくさん盛り込まれていて、移住というのではなくバラエティーとして十分楽しめた。引き続き地方の魅力をうまく取り上げて発信してほしい。第3弾を制作するのであれば、引き続き突き抜けた番組に期待する。