番組向上への取り組み
番組審議会だより
第565回(2020年2月19日)
- 審議対象番組
- FBS開局50周年記念
「福岡県の知られざる魅力を大発掘!福岡ゲンジン」(FBS制作スポーツ局制作)
- 審議対象日
- 1月17日(金)
- 放送時間
- 18時30分~19時56分(福岡単)
議事の概要
番組内容
福岡県出身の有名人や名士など、福岡をこよなく愛する人を「福岡県人」ならぬ「福岡ゲンジン」と命名。「ゲンジン」50人が個人的に推薦するスポットを紹介するバラエティー番組です。東京の特設スタジオと福岡を中継でつなぎながら進行、内容は「どローカル」ながら、そうそうたる「ゲンジン」達が思い思いの福岡愛をエピソードを交えて披露します。
*(出演)陣内孝則 黒瀬純 森口博子 つるの剛士 原口あきまさ 篠田麻里子 ほか
(VTR出演)IKKO 松重豊 カンニング竹山 山本美月 奈緒 ほか
委員のご意見
- 50人の福岡出身の有名人がオンパレードということで、バラエティーの総決算を目指していらっしゃるのかな、開局50周年で力が入っていたな、という印象を持った。
- 青春時代の思い出の場所、エピソードの紹介があったのは非常に好印象だった。カンニング竹山さんの初恋、佐々木健介と黒瀬さんの東福岡高校の小丸先生、松重豊さんの貝塚公園とか滑り台、家入レオさんの本屋さんなど。
- 飲食店、グルメ紹介が多かったのが気になった。
- 飲食店、グルメ紹介が多かったことがよくなかったという意見もあるが、自分は知らない名店、非常に行ってみたいなという気持ちが起きるような店ばかり紹介してくれて、非常に興味深く見ることができた。
- ローカル局制作であるにもかかわらず、東京と地方とを結んでいる番組構成。今回の番組では中継で違和感もあったが、周年番組ならではの意欲的な試みだと感じた。この取り組みが今後につながるといいと思う。
- 多くのスポットを紹介するため単調になりがちなところを非常にテンポよく紹介していた。「やーっ!」とか「ドカーン」などといった演出によるアクセント、合間でのクイズ、黒瀬さんのお母さんの店、滑り台の紹介など非常にメリハリが効いた構成で、飽きずに最後まで見ることができた。
- 「福岡ゲンジン」という言葉が「福岡県人」につながりにくかった。
- 地場企業の社長が出演した前後に、その会社のCMが流れたのは違和感があった。
- 福岡市と北九州市は人口が多いためどうしても福岡市出身、北九州市出身の有名人が多くなるのだろうが、紹介については全県に目配りしてもよかったのではないだろうか。
- 出演者の男女比に配慮してほしい。また、高齢者・障害者・外国人といった多様な視点も持っていただきたい。
- 配付冊子の部数が50周年にちなんで50冊と非常に少ない。手に入れることができない人が多かったのではないだろうか。
- 冊子の情報をホームページに紹介しているが、高齢者などの非インターネットユーザーへの配慮も忘れないでほしい。