番組向上への取り組み
番組審議会だより
第547回(平成30年6月20日)
- 審議対象番組
- かぞくのSmile day(FBS制作・生放送)
- 審議対象日
- 6月2日(土)
- 放送時間
- 午前10時30分~11時25分
議事の概要
番組内容
FBS女性社員プロジェクト「地域密着女子部」が企画発案し、2014年からスタートした子育て応援イベント「かぞくのSmile day FESTA」。さらにイベント開始と同時に「かぞくのSmile day」と題して番組化。4年目の今年は、放送時間を30分から55分に拡大し、イベント情報のみならず、家族をテーマにした映像も加え、「家族っていいな」と、家族を思うきっかけになればという制作意図を込めてお送りします。
委員のご意見
- FBSの元気が伝わってくる番組だった。ライブ感があって、親密感もあって、イベント会場に多くの人が来場したのだろうと思った。
- 金子さん家は、家族一人一人の家族を思う気持ちが全面に出て、昔の温かい家庭、昔の日本の原風景を思い出し、すごく良かった。
- 番組名の「Smile day」と番組内に出てくる言葉「すまいるウィーク」「Smile day FESTA」の関係がよくつかめなかった。企画そのものはそれぞれおもしろいと思ったが、何が特番を意味しているのかが分からなかった。
- 金子さん家は、非常にほのぼのとした家族のぬくもりや仲のよさが伝わってきて、最後の「日本の家族の温かさがありました」という締めのナレーションが全く違和感なく聞こえた。
- 番組と自社イベントPRのバランスで、イベントPRの比率がやや高かった。また、イベントの魅力がいま一つ伝わりにくかった。
- 金子さん家以外は、1時間のイベントの紹介を見せられたような感じで、イベント内容がおもしろそうなだけに消化不良感が残った。
- 番組前半は、場面展開や変化が非常に早く感じられ、アナウンサーやゲストMCのノリがいい反面、落ち着かない印象を受けた。アナウンサーの早い言い回し、早口や動きが気忙しい雰囲気に拍車をかけているようで、情報を詰め込み過ぎているのが一つの原因なのではないかと感じた。
- この番組で見応えがあったのは、金子さん家の食事に関する部分で、四季の農作業といつも家族そろってとる食事の風景で、まさにこの番組の家族というテーマにも合っていた。
- 初めて見る人が分かりやすいように、単なるイベントPRではなく、家族への思いをテーマにしたという制作意図が伝わるような工夫が必要だと思った。