番組向上への取り組み
番組審議会だより
第528回(平成28年10月19日)
- 審議対象番組
- 福岡夢実現バラエティー 頑張るキミに花束を!(FBS制作)
- 審議対象日
- 10月7日(金)
- 放送時間
- 午後7時~7時56分
議事の概要
番組内容
毎週金曜日19時放送「ナイトシャッフルG」の後番組として、今年4月にスタートした「頑張るキミに花束を!」。陽の当たらない場所で頑張っている人にスポットを当て応援、テレビだから出来ることを花束として贈りたいというコンセプトの番組です。今回は、オイスカ西日本研修センターの農業研修生の「多国籍ソフトボール部」を題材に、色々な国や地域から集まった言語も宗教も違う15人の外国人メンバーが2月開催予定のソフトボール大会に向けて一つのチームになって勝利を目指す姿を中心に描きます。
委員のご意見
- 外国人農業研修生が素朴で明るい様子、それぞれのお国柄がとてもよく描かれていたのが良かった。
- 斉藤優さんは素人との接し方が上手く、出演者が心を許して自然体になるように接しているんだろうなと想像した。
- 明るく暗さのない安心して笑って見られる良い番組だった。今後ももっと面白くなっていくことを期待する。
- パンチ佐藤さんのソフトボールの指導の上手さ、研修生への民族の垣根を越えた接し方は、彼の人間力の高さが感じられて楽しく見られた。
- オイスカの研修生にスポットを当てた時点で、この番組は成功かなと思った。外国人にフォーカスするバラエティー番組は、日本人にはない意外性を発見でき興味が涌く。外国人の表情や1人1人の性格、心の動きもカメラで捉えており良い番組だと思った。
- 1週間おきの番組なので、初めて見る人や時々見る人が番組の流れが分かるように前回の要約を最初に入れる、或いは終わる時に次回があるとの余韻を残すなど、始まりや終わり、前回や後への繋がりにもう少し工夫があった方が、見ている人が戸惑わずに入っていけると思った。
- テレビはプロセスを映像で見せられるというのが強みで、プロセスがあるから結果に感動、納得できる。外国人研修生が上達していくプロセスをしっかり見せ、小気味よく作られていると思った。
- ソフトボールの練習だけでなくそれぞれの文化を紹介したのも非常に良かった。色々なエピソードを差し込むことで番組自体が立体的になって良かった。
- ソフトボールの試合があるのだと思っていたが、入浴シーンで終わり、前との連関がなく戸惑ってしまった。
- 音楽、ナレーションも含め、斉藤優さん、パンチ佐藤さんは、とても良いコンビネーション、バランスで成り立っているなと思った。