番組向上への取り組み
番組審議会だより
第504回(平成26年7月25日)
- 審議対象番組
- 目撃者f 約束のハートビート!~中学生ガールズバンドの挑戦~(FBS制作)
- 審議対象日
- 6月29日(日)
- 放送時間
- 25時30分~26時
議事の概要
番組内容
メジャーデビューの夢に向かう女子中学生のバンドを追ったローカルのドキュメントです。
委員のご意見
- 「家族の協力を得ながら目標に向かう姿に好感が持て応援したくなる」「音楽活動と受験との両立、支える親の姿が立体的に構成できた」「内面の焦りや不安がうまく切り取られていてリアリティがあった」「密着取材で一人一人の個性や表情がよく表れていた」などと評価されました。
- 特に、筑後川沿いをメンバーが歩き、オリジナル曲「筑後川」が流れるエンディングの評価が高く「楽曲とマッチして将来に向かう姿をうまく表現していた」「分かりやすく中学生らしいみんなに愛されそうな歌だ」「いつも筑後川が見守っていた感じで余韻があった」「中学校の制服のメンバーと受験を乗り越えた私服のメンバーの姿に新たな旅立ちがよく表れていた」「筑後川をはさんで県域を越えた交流が成立していることに共感した」などの声が聞かれました。
- このほか「ライブイベントではなく高校の合格発表を最後の山場に持ってきたことで大人にも理解される行動として好感が持てた」「オリジナル曲を披露したイベント会場の盛り上がりで実力があるのが伝わった」などの評価がありました。
- 一方で「大きな波がなく淡々とした印象だった」「550組の中から優勝するという快挙であったが過程がさらりとしていた」「約束や夢についてコメントはあったものの映像で見えなかった」「目指すプロのバンドとの接点があったので、プロから見てどう思うか聞きたかった」「受験前日に家で撮影していたのは合格したから良かったが、失敗したらどうなったか心配した」「音楽の実力が高いだけに何を目指して受験勉強を頑張っているのか見えなかった」「マネジメントしている大人なしに活動をしているように見えた」「なぜ鳥栖と久留米の中学生たちが一緒になったのか分からなかった」などの指摘もありました。
- これからも取材を続け成長して全国的に活躍する姿を見せてほしいと期待がかけられました。