番組向上への取り組み
番組審議会だより
第482回(平成24年7月18日)
- 審議対象番組
- ラーメン職人バカチン魂 ~震災復興プロジェクト~(FBS制作)
- 審議対象日
- 7月18日(水)
- 放送時間
- 7月14日(土)
議事の概要
平成24年7月度の第482回番組審議会は7月18日(水)開催され9名の委員(敬称略)佐々木喜美代、江下明彦、遠藤勝恵、和田利果子、木下比奈子、京谷啓徳、青柳雅之、井川隆明、佐川泰弘の各氏、及び放送局側より酒井 武代表取締役社長以下11名が出席。7月14日(土)放送の「ラーメン職人バカチン魂~震災復興プロジェクト」(FBS制作)について審議しました。
番組内容
審議対象番組は、福岡のラーメン職人たちが宮城県気仙沼市で小さな食堂を復活させようとする取り組みを描いたものです。予想外の困難が次々に立ちふさがり、プロジェクトは思わぬ方向へ向かいました。
- 審議では「中長期的に持続できる取組が大事だと感心した」、「見返りを求めずに人のために尽くす心意気を多くの視聴者が感じたのではないか」、「1年半たっても復興が全く進んでいないことを改めて認識した」などと評価されました。
- 一方で「地元の同業者の声が聞きたかった」、「働き手が見つからず屋台村への出店を断念した場面があったが、働き手を探す経過が描かれていなかったので、唐突に感じた」、「再建する食堂の前の経営者や働いていた人たちが出てこなかったので、前の食堂と再建される食堂のつながりが分からなかった」などの指摘もありました。 番組は、新横浜ラーメン博物館に3年間出店するということと、宮城の男性を久留米でラーメン修行に迎えるということで終わったので、ぜひ、取材を継続し続編を見せてほしいという期待の声をいただきました。