2020/11/18財津 ひろみアナウンサー
光の航路

ため息がでるほど美しい光景を目の当たりにしました。
大牟田市の三池港で まさに今みられる絶景
「光の航路」です。
1年のうち 11月と1月の 日没の方位が西南西247度に沈む10日間のみ、
夕日の光が 三池港の水門の間を通り一直線に水面に映る、という景色。
その初日の13日金曜日 めんたいワイドの生中継で
光の航路をお伝えしました。
日没の時間が近づくにつれ 少しずつ空がまぶしい黄色に染まり
日が傾くにつれ オレンジ色が強まっていきます。
その光は見事に わずか20m幅の水門の間をスッと通って
こちら側まで伸びて輝いています。
一番興奮したのは、時折水門の間から 船が往来する瞬間です。
自然のグラデーションの中に 人工的な堤防や船のシルエットが重なって、絵になる~!
モネの絵画「日の出」みたいでした。(逆の現象ですが・・)
この中継の様子は FBSのWEBマガジン「ARNE」にアップされています。
生中継史上初のドローン映像は 一見の価値ありです。
→https://arne.media/news/84118/
光の航路は 日没直前のわずかな時間のみの光景ですが
個人的におすすめなのは 日没した後のマジックアワーの空です。
紺色から肌色、黄色、オレンジから朱色に変わりゆく空は
長い時間ただただ眺めてしまうほど うっとりする美しさでした。

本当にいいもの見られました・・
(せっかくだったら高専ダゴも食べて帰りたかったなぁ・・)
光の航路が見られる11月23日までの間、三池港の岸壁は
日没前16時15分から開放されていて写真が撮れます。
晴れた、風の弱い日がオススメです。