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ホークス情報

2017年11月19日

今宮健太 守備の極意と恩師への思い


【今宮選手】
「ここ5年の中で、1番、いい一年間だったんじゃないかなとは思いますけどね。」

今シーズンも、見る者を魅了する数々のファインプレーで
5年連続のゴールデングラブ賞。
ホークス不動のショートストップ 今宮健太。

エラーの数は、ショートではリーグ最少タイの「7」つ。
その数少ないエラーにも、あるこだわりがあった。

【今宮選手】
「攻めた結果の7個ですかね。エラー数が7個という形だった」

【今宮選手】
「引いたエラーっていうのは僕の中では絶対にしてはいけないと思っているので、
 常に全力で、常に、やっぱり、攻めて、攻めてやっていきたいなという風には思っていますので」

「攻めの守備」。
今宮が、入団時から目指してきた、守りのスタイルだ。

例えば、9月の楽天戦。
俊足・オコエの、高いバウンドの打球。
果敢に前に飛び出し、ハーフバウンドでの処理を狙うも、ファンブル。
エラーがついた。

ただこの打球を、確実性を求め、“待って”処理していたら
内野安打になる可能性が高かった。
どちらも結果はランナー1塁。

「こういうエラーには後悔はない。」
これが今宮の「攻めの守備」。

さらに、ショートとしての能力の高さは、
ポジショニングのセンスにもある。
試合の状況や、相手打者のタイプだけでなく、
ピッチャーの球種によっても、守備位置を変えるという。

【今宮選手】
「武田の場合だとカーブがあるので、
 そのカーブをひっかけるバッターは三遊間にくる確率もあるし、
 前にくる確率が高いので、そういうときはそう守りますし
 けっこう自分の思う感覚で守らせてはいただいているので、
 そういったところをどんどんどんどんやっていかないと、ヒット性の打球も捕れない」

バッテリーのサインも頭に入れ、1球ごとに守備位置を変える。
そのわずかな変化で
何本もの、ヒット性の当たりをシャットアウトしてきた。

これは、今シーズン、今宮が打球処理を行った位置。
ゴロは、三遊間深くから、2塁ベースの向こう側まで。
フライは、レフトの守備位置近くまで、
かなり後方の打球も処理していた。

DeNAのショート倉本と、比べてみると…
今宮の方が、広い範囲をカバーしていることが分かる。

【今宮選手】
「守備範囲が狭くて守備率が高いじゃ意味ないし、守備範囲が広くての守備率が高い、
 攻めての守備率が高い、が一番のベスト。
 ノーエラーというのが最高の目標ではあるが、年々少なくして完璧になりたいと思う。」



そんな今宮選手に、この秋、大きな転機が訪れました。
キャンプ中、話し込む相手は、水上コーチ。

プロ入り以来、
共に鉄壁の守備を築きあげてきた
恩師・鳥越コーチがチームを去ったのです。

【今宮選手】
「寂しいですね。正直。
 1年目を思い出すと本当に野球をやりたくないと思ったこともたくさんあったんで、
 その中から8年たったので、あの人がいなかったら今の僕は無いと思うし
 人としてもここまで成長してなかったと思うので感謝しています」

2010年のプロ入り以降、
鳥越コーチは、2軍監督、そして内野守備コーチとして
今宮選手に厳しく接してきました。

【鳥越コーチ】
「自分が思うショートストップの姿なり考え方なりというものは伝えてるつもりです。」
「チームに信頼される、こいつが何とかしてくれるとか、
 こいつがエラーしたらしょうがないとか言うぐらいものを練習から見せなきゃいけないと。」
「日本で一番のショートになったらいいんじゃないですか」


しかし、1軍に定着したプロ3年目。苦い経験をします。
ホームへの悪送球で、プロ初のタイムリーエラー。
悔しさから、その目には涙が光りました。

【今宮選手】
「ぐわーと何かこみ上げてきて悔しさが出てきてしまって、
 でも後は切り替えて、一生自分の頭の中に絶対残る事なのでそれを忘れずに・・・」

高校時代は、投手として最速154キロ。
肩には絶対の自信がありました。

ただ、そのスローイングは粗削りで、
鳥越コーチと共に、基本から叩き直してきたのです。

【今宮選手】
「本当に何を言われたか分からないくらい一杯言われたので、
 その当時は若いときはくそーと思ってましたけど今になってみればわかることもありますけど、
 その中で一番覚えてるのはキャッチボール。キャッチボールで全て僕は変わりましたね。
 8年目でようやくスローに自信を持ってこれましたし、
 そのキャッチボールが今につながってきてるので…」

その成果は、8年目の今シーズン。
日本シリーズの大舞台で飛び出しました。

DeNA・ロペス選手が放った
三遊間いちばん深いところへの打球。

捕球後に素早く反転、ストライク送球で間一髪アウトに。

【今宮選手】
「スローイングが良くなったことが一番の成長なのかなとは思います。」
「あの深いゴロをアウトにできたことが僕の中のベストプレーだと思いますし、
 状況が状況だったので、なんかこうすべてが整った感じで、
 それがすごく僕のなかでインパクトが残っているなとは思います。」

実は、ショートの守備率の
プロ野球記録を持つ鳥越コーチ。

恩師の数字を超えることを目標に・・・
2018年、独り立ちのシーズンを迎えます。

【今宮選手】
「鳥越さんがいなくなって逆にチャンスとして、リーダーシップをとるチャンスだと思ってるので、
 ここでしっかりやれたらもう一皮むけた上のステージに行けるのかと思う。」
「みんなに今宮のショートが一番今宮になりたいといわれるのが理想のショートかなと思います。」

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