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ホークス情報

2009年5月10日(日)

松っちゃんのスポーツの現場 「長谷川勇也 大解析」

松っちゃんのスポーツの現場 「長谷川勇也 大解析」松っちゃんのスポーツの現場 「長谷川勇也 大解析」松っちゃんのスポーツの現場 「長谷川勇也 大解析」

今シーズン、5番に定着。
現在パリーグ打撃部門3位の長谷川勇也選手。
今やレフト方向は「長谷川エリア」といわれるほど、
センターから左方向へのヒットを量産しています。
黙々とバットを振る姿は正に孤高の侍!
きょうは3年目長谷川選手を大解析です!!

松井  「ここまでどうとらえてる?」
長谷川 「去年まではバットと手でボールにあわせていく意識。
     今は下半身でボールを捕らえる」

松井  「ターニングポイントはあった」
長谷川 「4月12日、日本ハムのピッチャー・スウィーニーくらいから
     ポイント近づけられるようになった。」

~ターニングポイント~ 

4月12日ファイターズ戦。
第一打席。スウィーニー投手に
2ストライク1ボールと追い込まれた4球目のファール。
一見、かろうじて当てたファールも
実は、この一球に今シーズン飛躍の秘密が
こめられていたんです。

長谷川  
「去年までなら間違いなく空振りだったがそれをファウルに出来た。
 ゲームの前にどうしたらいいのかなと考えた時に
 真っ直ぐの打つ方向をセンターからレフト方向にイメージを変えて。
 そうすれば空振りはしないだろうと。
 真っ直ぐをレフト方向に打つイメージで・・・」

“ボールを引き付けて左方向へ打つ“
今まで取り組んできた事をこの打席で
確実につかんだ長谷川選手はこの試合から
10試合連続ヒットも記録しました。
そこで、バッティングを指導する立花コーチに
長谷川選手のよさを聞いてみました。

立花バッティングコーチ
「基本的に振る力があるって言うのと
 基本的に押し込む力があるんですよね。」
 押し込む力イコール下半身がしっかりしているから
 回転で詰まっても回転するからボールがいいところにいく・・・
 詰まっても伸びたり、詰まって前へ落ちたり。
 そういう打ち方はします。
 それは、バッターとして一番、スイングしているという形ですから。」

さて長谷川選手といえばひとつ気になることがあります。
それはバットの握り方。
左手小指を右手人差し指の上にかぶせています。
まるでゴルフのグリップのようですが
実はこの握り方にはある理由があったんです。

去年8月17日バント練習中に骨折。
手術痕の残る小指は、
今も完全に曲げることができないそうです。

長谷川
「しっかりと握ったほうが良いんですけどどうしても握れないので。
 もともと力を加えてという感じじゃなかったので違和感はありません。」

握力は55キロから35キロに激減。
しかし腕や手の力に頼らず下半身で
ボールを押し込む意識が高まったというのは
まさに「ケガの功名」でしょうか。

さあ、打撃ばかりに注目が集まる長谷川選手。
レギュラーポジションを確実につかむためには
打撃だけでなく守備も最重要課題です。

松井  「守備については自分ではどう評価しますか?」
長谷川 「去年よりは打球に対しての反応良くなってますけどまだまだ足を引っ張っている。
     もっと上達していかないといけない。」

外野守備を担当する井出コーチ。
今シーズンの長谷川選手は「試合の状況を見極める力」がついてきたといいます。

以前、長谷川選手はスコアリングポジションに
ランナーがいた場合、ヒットの打球を間に合わないホームやサードに投げていたそうです。
そうすると塁上のランナーやバッターランナーがそれぞれ進塁。
ピンチは続くばかりでした。

しかし、今シーズン5月1日のマリーンズ戦では、
こんなプレーがありました。
1アウト2塁1塁からランビン選手にタイムリーヒットを許します。
ホークスは1点を失いましたが
この時、長谷川選手は、ホームにボールを送球せずにショートへ返球。
無駄な進塁を防いだのです。
井手コーチはこの判断を評価しました。

通常、外野手はスコアリングポジションに
ランナーがいる場合、
打球が来た時つぎの事を考えているといいます。

「打球の速さ」
「捕球体勢」
「自分の肩の強さ」
「ランナーの足の速さ」などです。

こういったデータをわずか一瞬の間に判断し
プレーにつなげていると井出コーチは言います。
今シーズン長谷川選手は、試合で経験を重ねるうちに
状況を見極める力が増してきたそうなんです。

長谷川
「去年も試合に出た反省を
 自分でしっかりやってきたのは出来るかな。」

“経験することが一番の練習”
一歩一歩確実に成長を遂げている長谷川選手。
今後どういったプレーを見せてくれるんでしょうか?

長谷川
「今は自分が出来ることをコツコツとやっていきたい。」