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2008年11月2日(日)

投手陣の秋季キャンプ~屈辱のシーズンからの飛躍~

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地獄の秋季キャンプとなっている野手陣―
それは投手陣も同じー


みっちり特守をこなした後には
タオルを持った投手陣がキャッチャーのいないブルペンに集結。
ここでシャドーピッチング。


そして、ユニホームを脱いだ選手達、向かった先は…なんとプール!!
股関節強化と疲労回復を目的としたプールメニューなど
去年までとは違う練習漬けの毎日。


秋山監督に投手陣を託された高山ピッチングコーチは…


【高山ピッチングコーチ】
「もっている潜在能力を発揮できないできなかったピッチャーが怪我を含め多かった。
 今回最下位ということで原点に戻って挑戦者として気合いで臨んで欲しい。」


そんな秋季キャンプ、
第1クールは別メニュー調整となったのが
秋季練習で左足ふくらはぎに違和感を訴えた杉内。


今シーズンはチームのエースとして10勝、
プロ入り後初の2年連続二ケタ勝利をマークした
杉内だがその道のりは決して楽ではなかった。


【杉内投手】
「大変でした。
 9勝まではポンポンいってオリンピック行くまでで
 あと1勝で2ケタとわかっていたが
 北京から帰ってきたらチームの状況も良くなかったし
 本当に勝つのは難しいなと思ったし苦しかった。」


北京オリンピック後は7試合に登板し僅か1勝と後半戦は苦しんだ。
今シーズン、開幕から杉内のピッチングを見続けた高山コーチは…


【高山ピッチングコーチ】
「大きな課題というのはないがもっとゆるいカーブを使って欲しい。」


改めて勝つ難しさを再確認した杉内もまた
高山ピッチングコーチと同じことを考えていた。


【杉内投手】
「カーブはもっと多く使うとか目先を変える自分でなかなか決めきらないので
 キャッチャーと相談しながら若いキャッチャーなのでやっていきたい。
 来年はみんなで気持ちを切り替えてやっていけると思うので
 なんとか新生ホークスを優勝に導けるようにやっていきたい。」


エースとしての自覚、
このキャンプ、課題と使命を胸に杉内は更なる飛躍を目指す。


そして、開幕直前に右肩の炎症で出遅れ
苦しんだシーズンとなったのが守護神馬原。


シーズン中盤に復帰し10月6日の楽天戦で
通算100セーブ目をマークしたとはいえ不本意な成績でシーズンを終えた。


【馬原投手】
「まさかケガで始まるとは思っていなかったので、
 シーズン始まる前は1年間どうしても僕が後ろをしっかり守らないと
 いい成績を残せないんじゃないかなというのは痛感していたので
 そういう形にならなかったので悔しい思いしか残ってない。」


しかしこの怪我で得る事ができた課題もある。


【馬原投手】
「土台から基礎の基礎から徹底的に追い込んで、
 下半身だとかお腹周りだとかそういうところを
 しっかり鍛えていきたいと思います。」


秋はランニング・ウェイトトレーニングなど
徹底的に体幹強化に取り組む馬原。
来シーズンも守護神としてチームを支える。


【馬原投手】
「1年間マウンドを守らないといけないと思っているので
 そういう思いを強く持っています。
 間違いなくやります、来年は!!」


そして主力投手が多いA組に抜擢されたのが
ルーキーイヤーを終えた岩嵜。


このキャンプでも初日からブルペンに入り秋山監督から熱い視線を送られた。
期待の大きさが伺える。
そんな岩嵜はこのキャンプ、課題を2つ挙げている。
まず1つ目はー


【岩嵜投手】
「下半身・上半身含めて身体をとりあえず大きくすること、
 体重を増やすことが1番だと思うんですけど
 そのほかには肩のスタミナだったり
 ボールのキレというのをだしていきたいと思います。」


体幹を鍛えるため毎日ハードな練習に取り組む岩嵜、
さらにこの秋は一軍に生き残る為、球種を増やす。


【岩嵜投手】
「来年やっていく上では落ちるボールがほしいと思うので
 ここ最近はフォークを練習しているんですけど
(落ちる)ボールを覚えていきたい。」


そしてA組に抜擢された岩嵜が、このキャンプでやりたいこと…


【岩嵜投手】
「まだ緊張してないんですけどこれからキャンプ長いので
 和田さんだったり杉内さんだったり馬原さん、
 そのほかの先輩方にもいろいろピッチングについて聞いてみたいと思います。」


まだまだ憂い憂いしさが残る岩嵜、
今シーズンは1軍のマウンドも経験。
ファーム日本一決定戦では
9回を投げきり胴上げ投手にも輝いた。


経験と自信ー
若い力がこの秋季キャンプを大きく羽ばたく為の一歩にしようとしている。


【岩嵜投手】
「まずはこの秋季キャンプでA組で完走すること、
 1年1日を無駄にしないで出来れば早く1軍でやりたいなという気持ちはあります。」


エース・守護神・若鷹。
それぞれが厳しい秋季キャンプを糧に来シーズン、
もう一度険しい道のりの頂を目指す。