2008年5月23日 放送
新しい駅ビルの建設が進められているJR博多駅。完成する2011年には九州新幹線の鹿児島ルートが全線開通します。長崎ルートもようやく今年着工しました。今大きく変わりつつあるJR九州。社長に就任して6年の石原さんは「嬉しいと同時に大事なのはこれから」と気を引き締めています。
「新幹線というのは出来たあとどう活用するかが一番大事です。観光開発、情報発信、新幹線を生かす地域づくりを各県と一緒に取り組んでいく必要があります。」
3年後の鹿児島ルート全線開通と同時に新しい博多駅ビルも完成します。地下3階、地上10階で延べ床面積は約20万平方メートル。旧駅ビルの6倍以上の規模で百貨店や東急ハンズ、シネコン、イベントホールなどが入る予定です。
「2フロアに渡る大きな飲食街も作り相当魅力的なものになると思いますよ。ただビルだけが魅力的ではだめ。周辺に発展していかなければなりません。地権者や市民と一緒になって楽しい生き生きとした街づくりをしていきたいです。」
平成8年をピークに収入は6年間減少。他の交通機関との競争に勝ち抜くため何とかしなくてはと車両をきれいにしダイヤを増発、割引キップを売り出すなど策を打ちました。それでも右肩下がりは続きました。大事なのは人。心のこもったサービスを提供しようと取り組んだのが社内ランを使ったサービス掲示板でした。現場で起こるさまざまな出来事、社員が直接聞いたお客様の要望や気づいた事を掲示板に載せるのです。つまり現場の“声”を共有する。これを始めたら全体の意識が変わったといいます。
九州の発展とJR九州の発展は一体不可分。常に九州の発展に役立つことをやっていきたいと話す石原社長、穏やかな物腰の中に強い責任感とリーダーシップを感じました。
| JR九州 社長 石原 進 氏 | |
| 1945年4月30日生まれ |
| 1969年 | 東京大学法学部 卒業 |
|---|---|
| 日本国有鉄道 入社 | |
| 1987年 | 九州旅客鉄道(株)総合企画本部経営管理室長 |
| 1993年 | 取締役総務部長 |
| 2002年 | 代表取締役社長 就任 |
好きな言葉は“正直・親切・愉快”プラス思考で物事に取り組んでいくと自分の運命も開かれる。前向きな人は他人に対しても良い印象を与える。要するにくよくよするなということ。このプラス思考、是非見習いたいと思います。