2008年1月19日 放送
車両用と歩行者用、合わせて全国に約200万もある信号機。
福岡県大牟田市にあるメーカー「信号電財」ではその信号機を年間に1万8000~1万9000灯生産しています。

ひと言で信号といっても実にさまざまな種類があることに驚きました。
歩行者用の信号の中に経過時間が表示されるタイプのものや誤認を防ぐため上下・左右の視覚を制限したタイプ、LEDを使ってアニメーション動画で表示した海外輸出用などなど・・・

中でも西日対策として開発された擬似点灯防止タイプの商品は、太陽の光を遮断して電球内部の光をドライバーに見せる特殊なレンズを使っています。この開発によってそれまでのローカルメーカーは全国ネットの灯器ブランドに成長しました。

創業者の父、そして兄から受け継ぎ三代目の社長となった糸永康平社長は開発当時を振り返ってこう話します。
「元々信号の枠や支柱を作っていました。ランプの開発を手がけるという事は従来の大手メーカーさんと対抗していくことになります。我々は中小企業で体力的にも違う。非常に会社として危険ではないかという考えもありました。」

そんな糸永社長の夢は・・・
「国内での生産シェアを現在の20~25%から40%くらいに。海外にも積極的に展開し名前の通るブランドにしていきたいです。」
| 信号電財 社長 糸永 康平 氏 | |
| 1955年4月8日生まれ |
| 1979年 | 長崎総合科学大学 卒業(旧長崎造船大学) |
|---|---|
| 信号電財(株) 入社 | |
| 1987年 | 取締役 就任 |
| 1993年 | 取締役専務 就任 |
| 2005年 | 代表取締役社長 就任 |
『固定観念にとらわれない発想をしていこう』糸永社長が常に社員たちに投げかけている言葉です。「今までこうだった」という固定観念にとらわれていると開発も行き詰ってしまいます。はじめから無理だ、儲からないなどと止めてしまわずいろんな分野にトライしてほしい。これは社訓にもなっているそうです。