INTERVIEW 先輩インタビュー

制作スポーツ局
泊 将大(2017年入社)

若手がやりたいことにチャレンジできるFBSでテレビの持つ力を実感

FBSを志望した動機や入社を決めた理由は何ですか?

学生時代に他局で3年間アルバイトした経験から、テレビ業界で働くのは面白そうだと志望しました。学校の社会科見学で訪れたり、小学生の夏休みに『めんたいワイド』の番組に出演するめんたいキッズに応募、最終選考まで進んで現場を見学したりと、福岡で育った私にとってFBSはいちばん身近な局でもありました。選考が早く、どこよりも先に内定が出たのもFBS。会社説明会や面接で接する先輩社員の人柄や局全体の雰囲気の良さにポジティブな印象を受けて入社を決めました。

現在の仕事について教えてください。

夕方の番組『めんたいワイド』のディレクターとして、生中継をメインで担当しています。コーナーの枠組みづくりや日々のネタ探しが主な仕事。どこに何がオープンしたとか、〇〇高校が日本一になったなど、様々なネタをもとに企画・演出を考えます。全体の中心に立ちあらゆる方向にもコミュニケーションを図りながらまとめるのもディレクターの大切な仕事です。出演者に企画の意図や伝えたい内容を理解してもらうとともに、カメラや音声など技術クルーとその意図を共有。「楽しいことをやりたい」「面白く伝えたい」という思いを柔軟に受け止めてもらえる社風があるのもFBSの魅力です。

仕事のやりがいは何ですか?

ゼロからつくりだす仕事だけに、生みの苦しみもあります。「これでいいや」と決めてしまえばそこで終わりですが、本当にそれでいいのかと考え出せばきりがありません。毎日苦労の連続ですが、番組を観ていただいた方から「楽しかったよ」と言っていただけると手応えを感じますね。また、取材先から「テレビを観て多くの人が来てくれました」と喜んでいただけると、視聴者の方にしっかり届けることができたと嬉しくなります。忘れられないのは、『24時間テレビ』で老舗洋菓子店とチャリティ商品をコラボする企画に携わった時のこと。緊張しながら迎えた本番当日。老舗洋菓子店の力も大きいと思いますが、開店前からテレビを観た方が長蛇の列をつくり、目の前で大勢の方に「美味しい」と喜んでいただけた時には、あらためてテレビの持つ力を実感することができました!

当面の目標や将来の夢を教えてください。

福岡発・全国ネットのレギュラーを持つことが私の目標です。すでに名古屋ではあるので、それに値する企画を生み出したいですね。スマホ一つあれば人気者になれる時代だからこそ、福岡から全国に発信できるチャンスもあれば、東京もライバルになり得るだろうと考えています。自分から情報を探りに行くネットとはベクトルが違い、興味がない人まで振り向かせることができるのもテレビの強み。面白いものを発信していけば、多くの人が付いてきてくれるはずだと考えています。

学生の皆さんへメッセージをお願いします。

テレビ番組には、スポーツもあれば、報道もあり、お笑いもあります。いろいろと経験し吸収していくことで個々の成長につながりますし、個々の成長がテレビ業界全体の成長につながると思うので、普段からアンテナを張り巡らせて欲しいですね。とはいえ、私自身は地元の大学に進学し、海外経験もありません。大人たちは、「大学時代は今しかないから時間があるうちに…」なんて言いますが、それぞれの楽しみ方でいいと思いますし、個性の違いが面白いテレビをつくると思っています。僕のようにゲームが好きならゲームに没頭するのもいいですし(笑)、自分がやりたいことを突き詰めることで得られるものはきっとあるはず。また、新人のアイデアに耳を傾けてくれる、やりたいことをやらせてもらえる社風があるFBSなら入社1年目から仕事を楽しめると思います。

このインタビューは2019年に
取材したものです。

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