「脳ドック」多様な検診 受診率アップへ

この記事をシェア

  • LINE
東京2018.11.09 19:45

「脳ドック」をより多くの人に受けてもらおうと、検診の仕方も多様化しています。取材しました。

今回、安村直樹キャスターが向かったのは、去年開業した脳ドック専門の“メディカルチェックスタジオ東京銀座クリニック”。なぜ「脳ドック」に特化したのでしょうか?

待ち時間を作らないというのが、ここのこだわりです。さらに着替えも省きます。磁場の中で行う脳ドックでは持ち込めない「金属類」などは取り除き…

安村キャスター「もうこれで検査できちゃうんですか?」

技師「はい、できます」

安村キャスター「あっという間ですね」

クリニックに来て、ものの5分で検査へ。

そもそも「脳ドック」とは、脳卒中や認知症を予防するための検診です。自由診療なので、検査内容に決まりはないのですが、ここでは「MRI」という装置で、脳の断面や血管をあらゆる方向から撮影します。検査はこれだけ、10分で検査終了です。事前に脳ドックの予約や問診票の記載などは済ませているので、これでもうおしまいです。

院長を訪ねました。

安村キャスター「脳ドック専門のクリニックということで一番の長所というのはどういったところですか」

知久正明院長「脳ドックに特化していますので、検査が脳だけなんですね。設定を変えなくて次から次に脳を検査できることによって短い時間で正確な時間にお帰りできる」

検査時間を短くすることで、安く提供することにこだわりました。さらに、MRIで撮影する脳の画像の画質を低くしているそうです。

知久院長「頭の中を調べられた方が、結構少なくてきちんと診ておかないといけないかなと。高齢社会を迎えるようになってから、頭の病気が増えてくる可能性があって、まず脳ドックが必要かなと」

後日、検査を受けて5日で結果が届きました。脳の萎縮、脳梗塞など、18項目の結果がスマートフォンに送られます。問題はなさそうで安心しました。スマートフォンの画面を指で縦になぞると脳がぐるっと一周!

安村キャスター「確かにこれはうれしい」

一方、東京・八王子にある菅原脳神経外科クリニックには「“夜間脳ドック”始めました」とあります。

菅原道仁院長「一般的な診療時間以外で脳ドックを提供させていただこうと思って」

新たな設備投資は不要なため低価格での提供が可能に。また安さのワケはもうひとつあります。

菅原院長「費用で一番かかるのって結果に対する“説明”の部分なんですね。そこで今回の私たちが行っている夜間脳ドックは“説明”を省きます」

検査結果は、メールで届く仕組みなのですが、その結果を理解するための「医療知識」が求められると院長はいいます。

院長「健康予防の一環の最初のステップとして受けていただきたいと」

こういった、クリニックの遊休資産を有効活用しようと考えたのが、会議室のシェアサービスを行う“株式会社スペイシー”です。

内田圭祐代表「業務フローがシンプルなのでやりやすいんじゃないか。MRI自体の金額が高いので夜活用してさらなる売り上げが上がるのはいいんじゃないか」

予約はインターネット上で毎週水曜日のみ受け付けています。

生活スタイルや予算に合わせ、検診の仕方も多様化しているようです。