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2020.04.16

ゲストパワー炸裂。今回もきてます、きてます!『有吉の壁』

イイ。このガチャつきが、イイんです。
芸人というたくさんの個性が咲き乱れ、時にぶつかり合い、ケミストリーし、あるいはマリアージュする。その華やかさは満開のサクラのようでもあり…ん、ダメだ、桜は散ってしまう。

なんとなくかっこいいこと言おうと試みましたが、要は今回の『有吉の壁』もとってもにぎやかでした!ってことであります。

個人的なMVPは、「ハンドパワー」の人
ゴールデン進出後第2回目の放送は、汐留の日本テレビ社屋が舞台。今回も大いにガチャついておりましたが、冒頭でも書いた通り、それが『有吉の壁』の醍醐味。番組に爪痕を残そうとする芸人たちの熱さと泥臭さは、なにやら胸アツですらあります。

さて、ガチャついているといえば、前回に続き「お助けガチャ」としてさまざまなゲストが登場したのですが、今回のMVPはやはり、
「きてます」「ハンドパワーです」
でおなじみの、Mr.マリックさんを置いてほかにないでしょう。

はじめにマリックさんとカラんだのは、パンサーの3人。マリックさんに扮した菅さん…胡散臭さは甲乙つけがたいほど似てます。どちらが本物だ?と得意のスプーン曲げで勝負をするも、菅さんはただただ腕力で曲げる力技。まあこれもハンドパワーっちゃハンドパワーです。

そのあと、マリックさんは別シーンにも再登場し、今度は社員食堂のスプーンを曲げ散らかしていました。しかも堂々と腕力で。パンサーとのカラミが、しっかり前フリになっていたわけですね。ゲストパワー、フル活用です。そういえば、マリックさんが力でスプーンを曲げる姿って、ものすごくレアな気が。

ちなみに、マリックさんを見ると、夢中になってスプーン曲げに挑戦していた子供の頃を思い出します。それこそキッチンにあったスプーンを力づくで曲げてしまい、父にこっぴどく叱られたこともありました。
「なんしよんかっちゃ、このスプーン8000円もするんばい(北九弁)」
と、そらもうすごい剣幕で。まさか父が毎朝コーンフレークを食べているスプーンがそんな高級品とは露しらず。だからやたら頑丈だったのかあ、と子供心に思ったものでした。

もう1つ印象深かったのは、チョコレートプラネット。昨年より大活躍中の2人ですが、この番組でも毎度しっかり爪痕を残しています。著名なネタの1つである「TT兄弟」も、『有吉の壁』で生まれました。

秀逸だったのは、2人の日焼けネタ。「16階最高だな」と、2人がパンツ一丁で日焼けしている場所は、なんと社屋16階の窓辺。見た瞬間、食べてた黒糖かりんとうを吐き出してしまいました。たしかに窓からは燦燦と日が差しているけども、その発想力たるや。チョコプラ、今年も“きてます”。



イラスト 鎌田かまを

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