2021.01.14
恋愛しない娘と恋愛したい母が本気出したら同じオトコを好きになっ…ちゃった!? 【ウチカレ】第一話レポート
体の芯まで冷えきってしまいそうな寒波が福岡にも襲来。皆さま、風邪などひかれていませんでしょうか?
あまりの寒さに、せめて妄想の中だけでもあたたまりたいと願う全国民のために、恋愛ドラマの女王・北川悦吏子先生が、恋愛ドラマを書き下ろしてくれました!
ということで、今クールのFBSジゃーナル・ドラマコラムは、「ウチの娘は、彼氏が出来ない‼」をお届けします。心あたたまる方向が若干違うのでは!?北川ドラマで笑いが起きるなんて!?ってこのラスト、来週が気になりすぎる!では、早速おさらいいってみましょう!
陽キャな母と陰キャな娘の、姉妹のような関係
いつの世も、人は誰かにトキメキ、恋焦れ悶絶し…思い悩み揉まれ、成長するもの…そんな恋愛をテーマに小説を書き続けている恋愛小説家・水無瀬碧(菅野美穂)は、東京の下町、すずらん町に生まれ育ち、地上げで手放した元自宅のすぐ近くのタワマンに住むシングルマザー。
そしてウェイ系の大学に通う娘・空(浜辺美波)との二人暮らしは、まるで姉妹のような関係性。碧は現役でモテそうな美人の上、プラダにグッチ、外食三昧と誰もがうらやむゴージャスな生活を送っています。
しかし。四十路を迎え、恋愛が完全にご無沙汰となってきた碧には、もはや恋愛をテーマにした小説は難儀以外のなにものでもありません。新境地として現在チャレンジしているのが、ご本人のキャラからは想像もつかないミステリー、タイトルは「アンビリカルコード」。
そのミステリーも、碧を小説家の世界に導いてくれた編集長・小西(有田哲平)から打ち切りを告げられ、「恋愛小説なら本は出す」と事実上の戦力外通告を受けてしまいます。
一方、娘・空はこの母のもとで育ったのに…いや、反動か?と勘繰ってしまいたくなるほどのオタク。ウェイ系の大学内で、TOPオブ・ザTOPを誇る陰キャを自覚しており、彼氏いない歴=年齢という、絵に描いたような腐女子生活を送っています。
初回から大ピンチ!?ウチの母は小説が書けない!!??
幼い頃から友達のように母と過ごしてきた空。いつしか家のことは空が担当するようになっており、家計を預かるのも娘の役目に。
ゆえに、小説が書けない=収入がない=貯金が減る=このタワマンに住み続けることはできない!と碧を説得。「このままだと母ちゃんの見栄に食い尽くされてしまう!!」と訴えます。
確かに母は美しく、セレブな生活を捨てられない性格。しかしその実情を知る母の幼なじみ、「おだや」のゴンちゃん(沢村一樹)によると、このタワマンから見える象印のビルのアイコンが、母娘にとっての守護神であるため、このマンションを離れることは空のためではないと考えてきたことが発覚。
今でもスマホの待ち受けにするほど、お守り的な存在となっている象印。なぜ象印なのかは今後明らかになるのではと思いますが、とにもかくにも、母の想いが自身の射幸心からくるものではなかったことを知った空は、娘の提案を受けて引っ越しを検討する碧に対し「南十条に住む水無瀬碧にいい小説が書けるわけがない!」と叱咤激励します
(陰キャで通っていますが、母の前ではアツい娘なんだね、空♪)。
しかし…実はもう、恋愛小説を書かなければ出版の芽がないこと、その恋愛小説も、この年で書くネタもない、出逢いもないと告白する碧。
ここで空は、「じゃあ、私が恋をするからそれをネタにすればいい!!」と提案。「オタクが恋するっておもしろくないか?」と聞く空に対し、「おもしろい!何よりあんたがやっと恋愛する気になってくれたことが嬉しい!」と喜ぶ碧。
こうして両者の利害が一致し、空は陰キャを脱却して恋をすることになったのですが──!
空の一言で、母娘の間に鳴らされたゴング!
とある場所でたまたま出逢った年上の男性に、瞬間トキメいた空(しかし恋心としては無自覚)。四十肩を治療しに訪れた整体で、対応してくれた先生にガッツリ心を奪われた碧。
どうやらこの二人、同じ人(東啓介)を好きになってしまいそうなのです…。
空の同級生・入野光(岡田健史)、碧の新任の担当編集・橘漱石(川上洋平)、幼なじみのゴンちゃん…母娘のまわりの男性陣が、これからどんな形で二人に絡んでくるのか。そして母娘はライバルになってしまうのか?
途中まで、北川作品には珍しいほどテンポの速い軽やかな展開だなと思っていましたが、初回にして終盤に、きましたよ、大きな爆弾が!ということで、次週、乞うご期待!
イラスト鎌田かまを
あまりの寒さに、せめて妄想の中だけでもあたたまりたいと願う全国民のために、恋愛ドラマの女王・北川悦吏子先生が、恋愛ドラマを書き下ろしてくれました!
ということで、今クールのFBSジゃーナル・ドラマコラムは、「ウチの娘は、彼氏が出来ない‼」をお届けします。心あたたまる方向が若干違うのでは!?北川ドラマで笑いが起きるなんて!?ってこのラスト、来週が気になりすぎる!では、早速おさらいいってみましょう!
陽キャな母と陰キャな娘の、姉妹のような関係
いつの世も、人は誰かにトキメキ、恋焦れ悶絶し…思い悩み揉まれ、成長するもの…そんな恋愛をテーマに小説を書き続けている恋愛小説家・水無瀬碧(菅野美穂)は、東京の下町、すずらん町に生まれ育ち、地上げで手放した元自宅のすぐ近くのタワマンに住むシングルマザー。
そしてウェイ系の大学に通う娘・空(浜辺美波)との二人暮らしは、まるで姉妹のような関係性。碧は現役でモテそうな美人の上、プラダにグッチ、外食三昧と誰もがうらやむゴージャスな生活を送っています。
しかし。四十路を迎え、恋愛が完全にご無沙汰となってきた碧には、もはや恋愛をテーマにした小説は難儀以外のなにものでもありません。新境地として現在チャレンジしているのが、ご本人のキャラからは想像もつかないミステリー、タイトルは「アンビリカルコード」。
そのミステリーも、碧を小説家の世界に導いてくれた編集長・小西(有田哲平)から打ち切りを告げられ、「恋愛小説なら本は出す」と事実上の戦力外通告を受けてしまいます。
一方、娘・空はこの母のもとで育ったのに…いや、反動か?と勘繰ってしまいたくなるほどのオタク。ウェイ系の大学内で、TOPオブ・ザTOPを誇る陰キャを自覚しており、彼氏いない歴=年齢という、絵に描いたような腐女子生活を送っています。
初回から大ピンチ!?ウチの母は小説が書けない!!??
幼い頃から友達のように母と過ごしてきた空。いつしか家のことは空が担当するようになっており、家計を預かるのも娘の役目に。
ゆえに、小説が書けない=収入がない=貯金が減る=このタワマンに住み続けることはできない!と碧を説得。「このままだと母ちゃんの見栄に食い尽くされてしまう!!」と訴えます。
確かに母は美しく、セレブな生活を捨てられない性格。しかしその実情を知る母の幼なじみ、「おだや」のゴンちゃん(沢村一樹)によると、このタワマンから見える象印のビルのアイコンが、母娘にとっての守護神であるため、このマンションを離れることは空のためではないと考えてきたことが発覚。
今でもスマホの待ち受けにするほど、お守り的な存在となっている象印。なぜ象印なのかは今後明らかになるのではと思いますが、とにもかくにも、母の想いが自身の射幸心からくるものではなかったことを知った空は、娘の提案を受けて引っ越しを検討する碧に対し「南十条に住む水無瀬碧にいい小説が書けるわけがない!」と叱咤激励します
(陰キャで通っていますが、母の前ではアツい娘なんだね、空♪)。
しかし…実はもう、恋愛小説を書かなければ出版の芽がないこと、その恋愛小説も、この年で書くネタもない、出逢いもないと告白する碧。
ここで空は、「じゃあ、私が恋をするからそれをネタにすればいい!!」と提案。「オタクが恋するっておもしろくないか?」と聞く空に対し、「おもしろい!何よりあんたがやっと恋愛する気になってくれたことが嬉しい!」と喜ぶ碧。
こうして両者の利害が一致し、空は陰キャを脱却して恋をすることになったのですが──!
空の一言で、母娘の間に鳴らされたゴング!
とある場所でたまたま出逢った年上の男性に、瞬間トキメいた空(しかし恋心としては無自覚)。四十肩を治療しに訪れた整体で、対応してくれた先生にガッツリ心を奪われた碧。
どうやらこの二人、同じ人(東啓介)を好きになってしまいそうなのです…。
空の同級生・入野光(岡田健史)、碧の新任の担当編集・橘漱石(川上洋平)、幼なじみのゴンちゃん…母娘のまわりの男性陣が、これからどんな形で二人に絡んでくるのか。そして母娘はライバルになってしまうのか?
途中まで、北川作品には珍しいほどテンポの速い軽やかな展開だなと思っていましたが、初回にして終盤に、きましたよ、大きな爆弾が!ということで、次週、乞うご期待!
イラスト鎌田かまを