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番組審議会だより

第500回(平成26年3月19日)

  • 審議対象番組 「目撃者f 震災のこと、忘れない~14歳のメッセージ~」(FBS制作)
  • 審議対象日 平成26年3月9日(日)
  • 放送時間 25時45分~26時45分[10日(月)午前1時45分~2時45分]

【議事の概要】

福岡県田川市の中学校の放送部が、震災をテーマにしたビデオ作品で全国的なコンテストの2位となりました。審議対象番組は、被災地を訪れた放送部員たちに密着し、彼女たちが撮影した映像を交え、震災と真摯に向き合おうとする姿を通して、「震災、被災地を、忘れない。忘れてはいけない」というメッセージを、あらためて発信しようとしたものです。
放送部の受賞作品を被災地で上映した場面では、途中で席を立つお年寄りの姿があり、見てもらうべきではなかったのではないかと悩む、中学生たちの葛藤が描かれました。
委員からは、「なぜ生徒たちが被災地を訪問することになったのか、番組中で分からず疑問だった」「上映中立ち上がりたいと思っても最後まで立たなかったらどうなっていただろう」などの意見がありました。
最後に生徒が書いたお詫びの手紙の中で、見てもらったことを後悔していないと記されていたことについて、救われた思いがするという一方、それは公にすることではないのではないかという意見もありました。
番組の作りについて、被災地で取材する少女たちを、放送局が取材する二重構造になっていて、どちらが撮影した映像なのか、混乱すると言う指摘がありました。
総じては震災3年目の節目に福岡から何が伝えられるのか、中学生の目を通して、その後を追う新しい切り口で、改めて震災について思い返すことができたと評価されました。

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