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番組審議会だより

第440回(平成20年10月15日)

  • 平成20年10月度の第440回番組審議会は10月15日(水)開催され、6名の委員(敬称略)野澤秀樹、江下明彦、松永摂子、遠藤勝恵、山川正翁、和田利果子の各氏、及び放送局側より原 章代表取締役社長以下10名が出席。
    平成20年10月12日(日)深夜放送のNNNドキュメント’08「きのうが消えても~若年性認知症と生きる夫婦~」(FBS制作)について審議しました。

【議事の概要】

この作品は、民間放送連盟賞九州・沖縄大会「テレビ番組教養部門」において、23作品中2位という評価を得、全国ネットで放送するに至りました。
若年性認知症の発症から16年、今、記憶が急速に失われている越智俊二さんと、俊二さんを支えつづける妻・須美子さんの2年半をありのままの現実として追いかけたドキュメンタリーです。越智さんご夫妻の絆に焦点を絞り、家族愛に満ちたソフトな作品に仕上がっています。
委員一同、誰にでも起こりうる介護・福祉の問題、家族の精神的・経済的負担の問題、行政の対応など、日本が今、直面している問題を改めて考える機会であり、感動と深い悲しみを受けたという感想でした。また、会話だけでは決して表せないであろう俊二さんや須美子さんの心の叫びを、絵や日記を通して静かに強く伝えた映像と、過剰な演出のない構成が印象的でした。今後も粘り強く取材され、より多くの視聴者に語りかけて欲しい番組です。

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