Loading...

番組審議会だより

第432回(平成20年1月16日)

  • 平成20年1月度の第432回番組審議会は1月16日(水)開催され、8名の委員(敬称略)野澤秀樹、今村昭夫、江下明彦、宮崎恵子、松永摂子、遠藤勝恵、小野丈夫、楢崎憲二の各氏、及び放送局側より原 章代表取締役社長以下10名が出席。 平成20年1月8日(火)放送の報道特別番組「3幼児死亡飲酒ひき逃げ 元市職員に判決」(FBS制作)について審議しました。

【議事の概要】

この番組は、飲酒運転厳罰化の大きなきっかけとなった福岡市での飲酒運転ひき逃げ死亡事故(2006年8月)に対する判決を、速報として伝えたものです。全国的にも非常に関心の高い福岡地裁判決を、生番組で速報したことは、報道機関としての社会的使命という意味で、高く評価されました。  構成としては、スタジオと裁判所前、街頭インタビューをリンクさせ、中継現場の緊迫感漂うなか、スタジオでは事故の悲惨さや裁判の争点を詳しく説明し、視聴者からの意見を紹介していくという、しっかりとしたものでした。各委員からは、(1)冒頭で業務上過失致死傷罪と危険運転致死傷罪の構成要素の違いを説明して欲しかった(2)多角的な分析が出来るコメンテーターがもうひとり欲しかった(3)ビデオやナレーションが情緒的だった(4)裁判員制度の怖さを感じた(5)バランスのとれた報道の難しさを感じた、等の意見が出されました。内容的に大変重い問題でしたが、市民感情と判決とのギャップや、危険運転致死傷罪立証のハードルの高さなど、様々な問題点を指摘してくれた番組でした。

Loading...