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番組審議会だより

第431回 (平成19年 12月19日)

  • 平成19年12月度の第431回番組審議会は12月19日(水)開催され、8名の委員(敬称略)野澤秀樹、今村昭夫、佐々木喜美代、江下明彦、宮﨑恵子、松永摂子、小野丈夫、楢崎憲二の各氏、及び放送局側より原 章代表取締役社長以下10名が出席。
    平成19年12月2日(日)深夜放送の「NNNドキュメント’07 届かぬ想い~臓器移植法10年の壁~」(FBS制作)について審議しました。

【議事の概要】

この医療ドキュメントは、前回(2004年11月29日放送、「つながらない命~臓器移植法8年目の現実~」)の続編として、深夜の30分枠で放送されました。臓器移植法が施行されて10年経った日本の臓器移植の現状と問題点を、二人の若者の対比を通し、大いなる矛盾を抱える医療現場に焦点を絞り込んだ内容です。静かな緊迫感の中、視聴者が「どうしたらいいのだろう?」と深く考えさせられ、説得力のあるものに仕上がっていたと思います。
各委員からは、(1)海外の臓器移植事情の詳細が欲しい(2)ドナーカードについての基本的な情報が欲しい(3)多くの人に見てもらうために、放送時間帯および放送時間枠の検討や、放送の間隔を短くして欲しい(4)原因として医療現場だけがクローズアップされないような工夫が欲しい、等の意見が出されました。前回同様、「医療現場」「法制度」「国民の宗教観・生命倫理観」など問題山積の中、それらを前向きに動かす原動力は、人々の関心にあるのではないでしょうか。
FBSが17年間に亘って蓄積したデータは大きな宝であり、いまなお進まない臓器移植の問題からの脱却点を見出すべく、より幅広い視聴者に伝播し喚起するために、今後も継続して検証し、問題提起を行って欲しいと思います。

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