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2014/02/12

初めてのフルマラソン

今月9日に行われた北九州マラソン。
ランニング歴1年の私は、初めてのフルマラソンに挑戦してきました!

当日は朝からあいにくの雨でしたが、
スタート地点にはおよそ1万人のランナーがカラフルなウェアでずらりと整列。
ランナー達の緊張感と、熱気とで
なにやらお祭りが始まるかのような高揚感が漂っていました。



午前9時、スタート。

5時間以内のゴールを目標に、最初はゆっくりゆっくり。
後ろからどんどん追い抜かれても
自分のペース(1?7分弱)を守ってのんびり走りました。

沿道にはずらり応援の壁ができ、途切れることのない地元からの応援。
その数28万人だそうです。
「がんばれ-」の声があたたかく、時にはハイタッチしながら楽しく走りました。
これが、マラソン大会の醍醐味でもあります。



コースは、スペースワールドに、若戸大橋、レトロな門司港駅など
北九州の人気スポットを巡ります。
まるで市内観光をしているかのように走っていたら、あっという間に30?地点。

・・・しかし、そこからが地獄の始まりでした。

練習での最長距離は30?。
そこから先は全く未知の世界だったのですが
そこに足を踏み入れた途端、足が思うように動かなくなりました。
ランナーの間でよく言われる「30?の壁」。
心肺機能はまだまだ大丈夫なのに
急に足が棒のようになって走れなくなる状態を
私も身をもって体感しました。
膝や足の付け根の関節が痛く、膝が曲げられない。
でも、まだあと12kmもの距離が待っている・・・。

気力・体力ともに限界で
ふらふらになりながら、走り続けました。

それでも最後1?は
残りの力を全て出し切って走ろうと、ラストスパート。
不思議なもので、人間って力を振り絞ると
体の底から力が湧いてくるものなんですね。

と、その時、
「ママー!」と聞き覚えのある声が聞えてきました。
瞬時に「うちの子ども達だ!」と気付いた私。
とっさに振り返るも、その姿を見つけられませんでしたが
最後の距離を走り抜ける力をもらいました。

タイムは5時間13分20秒。
それはそれは長く、苦しい道のりでした。
それでも
今まで知り得なかった「42.195?」を味わうことができたのは、大いなる収穫。
そして、沿道から背中を押してくれた
大勢の方のあったかい応援に本当に感謝です!



走り終わって家族と合流し
子ども達に「『ママー』って呼んだ?」と聞いてみました。
すると、「うん!ママのことすぐにわかったよ」と、4歳の娘。
7歳のお兄ちゃんにいたっては
「大きくなったらいつかマラソン走ってみようかなぁ」ですって。

私の“一生懸命”をわが子に見せることができて、それもまた良かった事の一つ。

走り終わった後は
全身が悲鳴を上げて散々な状況。
「もう走りたくない」なんて気持ちも脳裏をかすめますが
もう少し時間が経ったら、きっとまた走りたくなるんでしょうね。

苦しいけれども、またやりたくなる。

それはなんだか出産の陣痛の苦しみとも似ているような、
そんな感覚にもなった初フルマラソンでありました。

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