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2017/03/10

6年

去年の夏、私は東日本大震災の被災地、宮城、福島の海岸線沿いで車を走らせていました。行き交う車の多くが、自治体の公用車や復興を進める工事車両。
海岸では延々と堤防工事が行われていました。
しかし、その手前ではまだ当時のガレキや建物が残っていました。




カーナビゲーションからは、目的地を案内する「次、右折です」という音声が流れますが曲がる所は見当たらず、津波で交差点が無くなってしまった事がすぐに理解出来ました。
ただただ、言いようもない虚無感に襲われながらその風景を見ていました。

福島に入ると、原発の影響で立ち入りが出来ない地域が。



人々の生活をあの震災は根こそぎ奪ってしまったのです。

被災地はまだ復興はしていません。
あくまでも復興の途中です。
津波に襲われた海岸近くに立つ小学校は、当時のまま残されていました。あの日まで、子供達の元気な声が響いていたはずの小学校。風の音、鳥の鳴き声、そして堤防工事の音だけが響いていました。

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